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教養部のスタッフ

教養部には、数学教室、物理学教室、化学教室、保健体育教室、外国語教室、人文社会教室、教職教室があり、それぞれ2~5名の専任教員が在籍しています。

人文社会教室

服部文彦 教授 [Fumihiko HATTORI]

プロフィール 【学歴】 昭和60年3月 
東京外国語大学大学院地域研究研究科 地域研究専攻ヨーロッパ地域コース修了
【学位】 国際学修士
現在の研究テーマ マキァヴェッリ研究(哲学)
研究テーマの魅力 ルネサンス時代の15世紀中頃から16世紀初めにかけて、イタリアのフィレンツェで活躍した共和国書記官ニッコロ・マキァヴェッリの「現実主義」と「運命観」が研究テーマです。具体的には、彼の書き残した著作をできるだけ正確に原典から読み込むのが仕事です。読めば読むほどよく解りません、認識の底なし沼に飲み込まれそうですが、それでも慌てず考え直し、現代に生きる我々にマキァヴェッリ的な古典の英知を引き継ぐことができれば、それはそれで愉しいし、問題関心を通じて世代を超えた対話が可能となるはずです。実際、歳を重ねてからでしょうが、こんな安上がりな娯楽は他にないのでは。
在学生への
メッセージ
マイペース。大学時代に学業、スポーツ、生活を問わず、やらざるを得ないものの他に何か引っかかりを感ずるものを見つけて素直に向き合う時間を作ってみよう。
受験生への
メッセージ
「ここがロードス島だ、ここで跳べ」、
誰のどの本のセリフだっただろうか。

柳原克行 教授 [Katsuyuki YANAGIHARA]

学部・学科名 教養部人文社会教室
職名・学位 教授・博士(法学)
学歴 立命館大学大学院法学研究科博士課程
所属学会・協会 日本カナダ学会、日本政治学会
研究テーマ カナダにおける政党政治の構造
研究の概要 地域的特質と政党政治の歴史的展開の影響を受けながら今日にいたっているカナダの連邦システムの構造を比較政治学的に分析している。
社会的活動  

松木孝文 准教授 [Takafumi MATSUGI]

プロフィール 【学歴】 松山大学経済学部経済学科卒
愛媛大学法文学研究科総合法政策専攻修了
名古屋大学環境学研究科満期退学
【学位】 修士(経済学)、博士(社会学) 【現在までの経歴】 名古屋大学大学院環境学研究科博士研究員、名古屋大学文学部および環境学研究科助教などを経て現職。
その他、尾張旭市誌執筆協力者、愛知県史特別執筆委員、日中社会学会理事、東海社会学会監事など。
現在の研究テーマ ①地場産業研究(主に陶磁器産業、木工産業等)
②技術導入過程(主にエネルギー)の地域間・国際比較研究(中国広東省をフィールドとして)
③地域防災に関する研究
④愛知県のメディア・文化の歴史について
研究テーマの魅力 様々事象において、「正しい事」や「合理的な事」が、社会的過程を経ることによって、結果としていつの間にか「正しくない事」や「非合理的な事」にすり替わっているという現象が観察されます。 もちろんその逆の現象もそれと同じくらい存在します。こうしたいわば「意図せざる結果」がどのようなメカニズムにより生じるのかを解き明かしていくことに社会科学の面白さがあります。
在学生への
メッセージ
誠意・謙虚さ・寛容をもって学習と研究、そして隣人に向き合い、それらを否定し嘲笑するいかなる言葉も気にとめず毎日を丁寧に生きてください。 いかに気にしたところで、皆さんの努力を否定する人間が生活の面倒を見てくれるはずもなく、責任を取ってくれるわではありません。 頼れるのは努力を積み重ねてきた自分自身と、互いに信頼を積み重ねてきた隣人だけです。
受験生への
メッセージ
大学に進学するかしないか、どの大学を選ぶか、何を勉強するのか、どんな仕事に就くのか。 周りの人の意見を大いに聞いて、そして最終的には自分自身の責任で決断してください。 いつの日か後悔するとしても、時間を巻き戻すことはできず、誰も皆さんの人生に責任を取ることはできません。
皆さまへの
メッセージ
地域連携プロジェクトに協力してくれる方やボランティアなどの募集は常時行っています。 興味のある方は是非ご連絡ください。

物理学教室

今井健二 教授 [Kenji IMAI]

プロフィール 【学歴】 平成4年 名古屋大学理学部物理学科 卒業
平成6年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程前期課程物理学専攻 修了
平成9年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程後期課程物理学専攻 修了
【学位】 博士(理学)
現在の研究テーマ 研究分野は非線形物理学です。研究テーマは、ソリトン系の数理的研究、力学系の可積分性に関する研究です。ソリトンとは津波のような孤立波の一種です。2つのソリトンが衝突しても形を崩さずに粒子のようにふるまうという特徴があります。ソリトンの運動方程式を数理的側面から研究しています。また、可積分とは、運動方程式(微分方程式)の解が完全に求まることです。運動方程式が可積分となる条件や解のなす空間構造を、対称性(シンメトリー)の考え方を用いて研究しています。
研究テーマの魅力 高校で学ぶ波動や電磁気学では、重ね合わせの原理が成り立ちます。重ね合わせの原理が成り立つことを線形といい、成り立たないことを非線形といいます。物理学で自然現象を解析する場合、通常、運動方程式を立てるところから出発します。ところが、運動方程式が非線形だと、多くの場合、厳密に解くことはできません。(高校や大学の授業では簡単に解ける例だけを扱います。)ソリトンを記述する運動方程式は非線形ですが、重ね合わせの原理とは別の、きれいな性質を持っているため、運動方程式を厳密に解いてソリトンの運動を求めることができます。このきれいな性質は対称性と呼ばれます。これを応用すると、対称性を持つ非線形の運動方程式を探し出すことで、非線形に特有の新しい現象が理論的に導き出せることが期待されます。
在学生への
メッセージ
大同大学では、物理科目として力学・電磁気学・熱力学を学びます。力学は自然科学・工学の専門分野の基礎となる科目ですので、しっかり修得してください。また、電磁気学・熱力学を通して、物理学の考え方をしっかり学びましょう。単なる丸暗記に終始せず、「なぜ」と疑問を持ちじっくりと考えた上で納得することによって、将来役に立つ知識やスキルを得ることができるでしょう。
受験生への
メッセージ
物理で学ぶ「法則」は数学公式とは違います。例えば、エネルギー保存則は、数学や論理学だけでは決して証明できません。多くの実験の積み重ねによって自然現象に共通のルールであると確認されたものです。物理法則は単に計算問題を解くための道具ではなく、あなたの暮らしている現実の世界と関わるものです。物理の演習問題を解くときは、そのことを忘れないでください。

齋田浩見 教授 [Hiromi SAIDA]

プロフィール 【学歴】 平成9年 京都大学、理学部、卒業(主として物理学を修める)
平成11年 京都大学大学院、人間・環境学研究科、人間・環境学専攻、修士課程修了(於、自然環境論講座、宇宙論研究室)
平成14年 同上、博士課程修了
【学位】 博士(人間・環境学) 【現在までの経歴】 平成13年 日本学術振興会、特別研究員DC2(於、京大、人・環、宇宙論研究室)
平成14年 日本学術振興会、特別研究員PD(於、大阪市立大学、理学研究科、宇宙物理・重力理論研究室)
平成15年 大同大学、教養部、物理学教室、講師
平成20年 同上、准教授
平成31年 同上、教授
現在の研究テーマ 研究目標は、大きく二つあります。
1.アインシュタインの一般相対性理論がこの宇宙をどれだけ正しく説明できるのかを明らかにしたい。
2.現代物理学の基礎をなす「一般相対論」と「量子論」は数学的に整合しない(一方が正しいと考えると、もう一方が正しくなくなる)のです。この不整合を解消し、相対論と量子論を含む、より「正しい」物理理論を作りたい。
研究テーマの魅力 研究テーマ1:仲間と共に、銀河系中心ブラックホールを観測しています。私は、その観測データを説明するために、一般相対論を駆使して理論的な予測値を計算する担当です。また、ハワイ島マウナケア山の「すばる望遠鏡」に赴き、仲間と共に観測作業も行います。宇宙を想像し、その想像を詳細に表現するために物理学と数学を駆使します。同時に、その想像の正しさを証明するため満天の星空の下で望遠鏡を駆使し、宇宙を探査します。知的好奇心と未知の探査、これが魅力です。
研究テーマ2:重力と素粒子の現象を統一的に理解するため、4次元の時空を想像し、自分のアイデアを数学的に矛盾なく、かつ様々な実験事実を説明できる形の理論に仕上げられないかと、日々試行錯誤を楽しんでいます。

ハワイ島マウナケア山頂の望遠鏡群の一部(Photo by Dan Birchall, YouTubue で動画閲覧可能)。右側は日本のすばる望遠鏡、左側はアメリカのケック望遠鏡。いずれも、銀河系中心(天の川にかかる射手座の中にある)を観測している。この写真では、すばる望遠鏡は私たちの研究のための観測を実施中であり、ケック望遠鏡は私たちと同じ研究テーマを追求しているアメリカの研究グループのための観測を実施中である。この写真の撮影時、私はすばる望遠鏡のコントロール室にいた。何故、望遠鏡が夜空に向かってレーザー光線を照射しているのか?気になったら質問に来て下さい。
在学生への
メッセージ
大学生は、文系理系問わず、どれだけ「理路整然」と考えられるようになったかで、卒業後の評価が決まると思います。授業で聞いた個別の知識など卒業後に忘れても構わないと思います。大事なことは、可能な限り物事を「理路整然」と理解・思考できるようになることだと思います。そのための具体的な訓練の場として、授業や卒研に取り組んで下さい。
受験生への
メッセージ
在学生へのメッセージと同じです。大学生に求められることは、どれだけ「理路整然」と考えられるようになるか、だと思います。これを踏まえて、大学進学するかどうかも含めて、自分の人生の進路を考えて下さい。

原科浩 教授 [Hiroshi HARASHINA]

プロフィール 【学歴】 平成9年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程後期課程物理学専攻修了 【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 愛知電子株式会社(現 シンクレイヤ株式会社)
名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻・助手
現在の研究テーマ 強相関電子系およびスピン系の物性研究
研究テーマの魅力 金属中を運動する電子どうしに働くクーロン斥力が、その物質の性質を決定するのに重要な役割をもつ場合を、強相関電子系と呼びます。強相関電子系では電子のスピンが担う磁気的性質(磁性)が活発となり、磁性と電気伝導とが絡み合う新しい物理現象の発現が期待されます。銅酸化物の高温超伝導は、その最も目覚しい例でした。新しい可能性を秘めた物質は膨大にあります。新しい物性現象の開拓と、その理解を目指して、チャレンジを続けています。
在学生への
メッセージ
一見難しそうに見える数式でも、よくよく見てみると、運動方程式だったり、エネルギー保存則だったり、その意味するところは基本的な内容であることも多い。教科書に書いてあることでも、ただ暗記するのではなく、なぜだろう、どうしてだろう、と立ち止まって考え続けることによって、より深い学びと理解へ導かれるはずです。
受験生への
メッセージ
教科書に書かれている式・法則は絵空事ではありません。それを現実世界で出会う現象と必ず結び付けて理解しましょう。計算が得意な人は、問題や法則式を図に描いてイメージして理解しましょう。数式とイメージの両方が、自然を数理的に理解するために重要です。

保健体育教室

山田雄太 教授 [Yuta YAMADA]
情報学部 総合情報学科 スポーツ情報コースと併任

プロフィール 【学歴】 平成2年 日本体育大学体育学部体育学科 卒業
平成11年 東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系身体運動科学修士課程 修了
平成17年 東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系身体運動科学博士課程 満期退学
【学位】 学術修士 【現在までの経歴】 平成11年 全日本男子バレーボールチームデータアナリスト
平成13年 日本体育大学運動生理学研究室助手
平成20年 中京大学体育学部助教
現在の研究テーマ 映像刺激装置の開発、映像刺激装置を用いたバレーボールのブロックにおける反応時間に関する研究、バレーボールにおける水平方向の移動距離に関する研究、ヒト骨格筋における伸張性最大筋力の測定に関する研究、ヒト肘関節屈筋を対象とした最大短縮速度に関する研究など
研究テーマの魅力 映像刺激装置を企業と共同で開発した。この装置とマット型センサー、ボール型センサーなどを組み合わせ、さまざまな場面におけるフィールドテストを作成している。実際の試合時に近い環境でフィールドテストを行うことで、今まで感覚でしかわからなかった技術やスピードなどを数値化し、練習に役立ててパフォーマンスを向上させる事ができる。このように研究と現場を橋渡しする事ができるとても魅力あるフィールドである。

映像刺激装置を用いたブロック
反応時間の測定風景

バレーボール選手の移動距離の測定時に
用いた天井カメラからの画像
在学生への
メッセージ
スポーツや身体を通じて今後の社会で役立つことを伝えたいと日々、活動しています。大学4年間を実りあるものにするために、さまざまな分野のエキスパートの門を勇気をもって叩いてください。大学には自らを飛躍させる種が転がっています。是非、自分の将来に向けた情報のアンテナを広げ、一歩踏み出しましょう!
受験生への
メッセージ
私自身が大学でかけがえのない出会いと経験をしました。具体的には研究者としての一歩目を踏み出す、きっかけを作ってくれた先生方と巡り会うことができました。また、大学在学中にユーラシア大陸をオートバイで横断したのですが、そのきっかけを作ってくれた先生とも出会うことができました。大学はこのようなかけがえのない出会いが多く転がっている、希望に満ちた場所であると思います。
皆さまへの
メッセージ
私は闘病生活で心室細動を起こし、AEDで助けられた経験があります。この経験をもとに学生に日々健康である事の大切さを訴えています。また、健やかに過ごすための知識を講義の中で伝えています。

伊藤僚 准教授 [Ryo ITO]
情報学部 総合情報学科 スポーツ情報コースと併任

プロフィール 【学歴】 平成17年 中京大学体育学部スポーツ科学科 卒業 体育学学士
平成19年 中京大学大学院体育学研究科 修士課程修了 体育学修士
平成28年 中京大学大学院体育学研究科 体育学博士修得
【学位】 体育学博士 【現在までの経歴】 平成22年4月~平成24年3月 財団法人日本オリンピック委員会 医・科学スタッフ
平成23年4月~平成29年3月 日本福祉大学全学教育センター 助教
現在の研究テーマ 降雨による身体冷却が運動中のヒトの体温・エネルギー代謝に及ぼす影響について研究しています。
降雨環境では身体や衣服が濡れることで熱放散量が増加し、運動パフォーマンスの低下や体温低下を原因とした健康被害をおよぼす可能性があります。そこで、降雨による身体冷却がおよぼす生理的影響を環境温度や風速、運動強度を変えて研究を続けています。
研究テーマの魅力 ①箱根駅伝では一流の長距離走選手がリタイヤに陥いる。
②2006年東京国際女子マラソンで優勝候補の筆頭であった高橋尚子選手が失速し、三位に転落、更に上位20名のタイムは前年度と比較して4分も遅くなった。
③2009年トムラウシ山遭難事故は、気温10℃という登山者にとって良好な気温とされる夏の山で起きた。 
これらに共通する天候は雨や、雨と風を伴った屋外環境です。降雨を再現できる人工気象室を使用することで、世界的にも珍しい「降雨環境下が運動中の人におよぼす生理的影響」を明らかにし、得られたデータが屋外で行う運動・スポーツを行うヒトに対し、貴重なものになることが本研究の魅力です。
在学生への
メッセージ
生活の自由度が増し、勉学・遊び・趣味に多くの時間を掛けられる時、それが大学4年間です。ただし、中途半端な取り組みでは、勉強は勿論のこと、遊びも趣味もモノになりません。やるからには全力で取り組み、成功の味や失敗の味を楽しみましょう。
受験生への
メッセージ
大同大学は本当に親切で温かい教職員が皆さんを大学生活を支え、飛躍させてくれます。是非、大同大学に来て皆さんの可能性を広げてください。

小屋菜穂子 准教授 [Nahoko KOYA]

プロフィール 【学歴】 筑波大学体育専門学群 卒業
筑波大学大学院体育研究科コーチ学専攻修士課程 修了
【学位】 博士(体育学)
鹿屋体育大学(論文博士)
【現在までの経歴】 同志社大学スポーツ健康科学部 助教
九州共立大学スポーツ学部 講師、准教授
現在の研究テーマ 専門競技であるテニスと専門分野である体力トレーニングを題材に、競技力向上につながる体力評価方法をテーマとしています。
「測る」手法は数多くありますが,何をどのように測り、どうフィードバックするかによって、選手のトレーニング課題が変わってきます。試合でのパフォーマンスを最大限にひろげるための測定を追求しています。
研究テーマの魅力 近年、かなり簡易にスポーツを「測る」ことができるようになりました。心拍数を計測するアプリや動作を解析する小型加速度計など、誰もが数値を用いてパフォーマンスの向上に取り組むことが可能です。しかし数値を扱うことができたとしても、パフォーマンスを向上させられるかは別の問題です。そのスポーツ種目の特性や対象となる選手の身体特性などを考慮し、課題を抽出したうえでトレーニング手法を選ばないといけません。数多くの選手の測定を通して、データをどのように活かすべきか、ケースバイケースで日々学んでいます。テキストにはない分野を考えることが魅力だと思います。
在学生への
メッセージ
社会に出てから、健康管理の重要性に気づく学生はたくさんいます。大学生のうちに自身の身体に向き合い、健康についての知識と手法を身に着けてほしいと思います。自身の身体を作るのは自分です。マイペースでよいので、試行錯誤で学んでください。
受験生への
メッセージ
大学では、正解は1つではないことを学んでほしいと思います。自分の中でベストな答えが見つかることを応援します。

数学教室

成田淳一郎 教授 [Junichiro NARITA]

プロフィール 【学歴】 昭和56年3月 京都大学理学部卒業
昭和58年3月 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
昭和61年3月 京都大学大学院理学研究科博士課程満期退学
【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 昭和61年4月 福井工業高等専門学校 講師
昭和63年4月 大同工業大学 着任
現在の研究テーマ 平面領域ないしリーマン面上のハーディー空間、特に有界正則関数の作るハーディー空間に対する補間点列およびコロナ問題、および、より一般的なバナッハ空間、ルベーグ空間との関係においてハーディー空間の構造について研究しています。
研究テーマの魅力 平面領域やリーマン面の無限に入り組んだ、多くの場合入れ子になった微細な構造に由来する、関数の作る空間の変化を調べています。コロナ問題は、この微細構造により、極大イデアル空間において、元の領域の閉包が太陽のコロナのようにはみ出しているかどうかを問う問題です。数学を30分割ぐらいした分野の中での未解決問題だと思います。忘れないように、忘れられないように研究を続けたいと思っています。
在学生への
メッセージ
「初めは何でも難しい」というあたりまえのことを踏まえ、「このことを知らないとしたらこう思うはず」と想像する力を高めようと心がけています。私の想像力不足で、授業が難しくなっていたらご指摘ください。
受験生への
メッセージ
間違いを恐れず試行錯誤しましょう。試行錯誤が理解の源泉になります。また、自分の間違いは、どんな参考書にも載っていないもっとも貴重な情報です。消しゴムで消してはもったいない。大切に保存しておきましょう。
退職後の
抱負と準備
退職後も長く数学の研究は続けたいと考え、健康を意識してウォーキングとほんの少々ランニングをしています。

二村俊英 教授 [Toshihide FUTAMURA]

プロフィール 【学歴】 平成10年 広島大学理学部数学科 卒業
平成12年 広島大学大学院理学研究科(博士課程前期)数学専攻 修了
平成15年 広島大学大学院理学研究科(博士課程後期)数学専攻 修了
【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 平成15年4月~平成16年3月 広島大学特別研究員
現在の研究テーマ 単調ソボレフ関数の境界挙動
単調関数とは最大値・最小値原理を満たす連続関数です。また、微分のp乗が可積分である関数をソボレフ関数といいます。単調関数でありソボレフ関数である関数の境界挙動を複雑な領域で調べることを目的としています。
研究テーマの魅力 単調関数とは最大値・最小値原理(境界で最大値・最小値をとる)を満たす連続関数です。調和関数、p調和関数、擬等角写像の成分関数などは最大値・最小値原理を満たすため、単調関数の研究では、様々な関数を研究対象としています。
在学生への
メッセージ
講義で理解できないことや疑問に感じることは積極的に質問してください。
受験生への
メッセージ
本学は工科系大学では珍しく数学(中学・高校)の教員免許を取得することができます。専門を学びながら教職系の科目を学ぶことは大変ですが、専門で学ぶこと(数学を使うこと)を教師になって生徒(中学生・高校生)に伝えてくれることを期待しています。

上野康平 准教授 [Kohei UENO]

プロフィール 【学歴】 平成11年4月~平成15年3月 静岡大学理学部数学科
平成15年4月~平成17年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻 数理科学講座 修士課程
平成17年4月~平成20年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻 数理科学講座 博士課程
【学位】 博士(人間・環境学)(京都大学、平成20年3月) 【現在までの経歴】 平成20年4月~平成20年7月 京都大学大学院人間・環境学研究科 研修員
平成20年7月~平成22年3月 京都大学大学院理学研究科 研究員
平成22年4月~平成23年3月 鳥羽商船高等専門学校一般教育 助教
平成22年4月~平成26年3月 鳥羽商船高等専門学校一般教育 准教授
平成26年4月~平成28年3月 大同大学教養部 講師
平成28年4月~現在     大同大学教養部 准教授
現在の研究テーマ 複素解析学の一分野である「複素力学系」の研究を行っています。簡単に言うと、漸化式が与えられた「数列」の挙動を研究しています。漸化式が1次式のときは簡単で、高校生でも解けますが、2次式になると非常に複雑になり、その全容は未だに解明されていません。
研究テーマの魅力 微分積分のことを解析学とも言います。みなさんが解析学を習うときは実数しか登場しませんが、複素数の世界で解析学を構築することもできます。これを複素解析学または函数論と言います。複素数の世界には、実数の世界ではでてこない、とても美しい定理がたくさんあります。複素力学系にもたくさんの美しい定理や理論があります。また、コンピュータを用いて、その現象を可視化できるところも魅力のひとつです。
在学生への
メッセージ
しっかりと学業を頑張りつつ、すばらしい大学生活を送ってほしいと思います。
受験生への
メッセージ
多くの生徒は大学へ入学してからも数学の勉強が続きます。高校で習う数学が基礎となるので、しっかりと高校数学を身に付けるように頑張ってください。

岡康之 准教授 [Yasuyuki OKA]

プロフィール 【学歴】 平成13年 上智大学理工学部数学科 卒業
平成15年 上智大学大学院博士前期課程理工学研究科数学専攻 修了
平成23年 上智大学大学院博士後期課程理工学研究科数学専攻 修了
【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 平成23年4月~平成24年3月 工学院大学学習支援センター 講師
平成24年4月~平成25年3月 芝浦工業大学教育イノベーション推進センター 特別任用講師
平成25年4月~平成31年3月 国立高等専門学校機構釧路工業高等専門学校創造工学科 准教授
現在の研究テーマ 現在の研究テーマは、群に付随する偏微分方程式の研究です。具体的には、群に付随する非線形放物型方程式や非線形分散型方程式の初期値問題の可解性を研究しております。
研究テーマの魅力 現在、群としてStratified Lie group を設定し、それに付随するサブラプラシアンから構成される非線形偏微分方程式の解の一意存在性に焦点を当てて研究をしております。Stratified Lie group は階層を持っており、1-step のときは通常のユークリッド空間になります。一般の r-step (r≧2) のときに1-step のときには起きないことが何か起こらないか想像しながら解の性質を考察するところに1つの醍醐味を感じております。
在学生への
メッセージ
1つ1つの出会いからたくさんのことを学び成長して欲しいと思います。
受験生への
メッセージ
将来の目標を持つことが大切だと思います。普段の生活の中から考え続けることで必ず自分なりの結論を導けると思います。その目標を語り合える4年間を共に過ごしましょう。

田中清喜 講師 [Kiyoki TANAKA]

プロフィール 【学歴】 平成20年 大阪市立大学理学部数学科 卒業
平成22年 大阪市立大学大学院理学研究科数物系専攻前期博士課程 修了
平成25年 大阪市立大学大学院理学研究科数物系専攻後期博士課程 修了
【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 平成25年度〜平成27年度 大阪市立大学数学研究所に専任研究員として所属
現在の研究テーマ ここ数年は多調和関数の成すベルグマン型空間の研究を行っています。ベルグマン型空間の研究は主に幾何的問題・作用素論的問題の2つに分かれると思っていますが、そのうちの作用素論的問題の方を主に扱っています。通常のベルグマン空間で成り立っている定理がこの空間では成立するのかを精査しています。
研究テーマの魅力 現代数学においては高度な抽象化が行われているのですが、現在の研究テーマは具体的計算・具体例の比較的多い数学です。ベルグマン型空間全体を考える上で、多調和ベルグマン空間という例で具体的に性質・定理等を検証し、主要定理の本質をつかみ、結果としてベルグマン型空間全体の考察となります。この飛躍の無さと地に足のついている感じが魅力だと思っています。
在学生への
メッセージ
社会に出るとまとまった時間をとって何かに打ち込むことは難しいです。大学ですら多くの課題が出て油断していると言われた課題をこなすだけで一週間が終わってしまうと思いますが、その中で計画的にやりたいことのための時間確保を学んでほしいと思っています。
受験生への
メッセージ
大同大学では、実学主義を掲げて産業と社会に貢献する人材育成を行っています。様々な制度があり他の大学に比べて学生一人ひとりへのサポートが手厚くなっていると思われます。ぜひとも大同大学に入学して社会に貢献する能力を身につけましょう。

化学教室

高山努 教授 [Tsutomu TAKAYAMA]

プロフィール 【学歴】 平成7年 東北大学大学院理学研究科化学専攻博士前期課程 修了 【学位】 博士(理学) 論文 東北大学 【現在までの経歴】 平成7年〜18年 東北大学大学院理学研究科化学専攻先端理化学講座 助手
現在の研究テーマ 周期表における7族の元素であるテクネチウムとレニウムを中心金属とする新規な金属錯体の合成とその性質について研究しています。また、合成したテクネチウム錯体とレニウム錯体を医薬品として応用することも目指しています。
研究テーマの魅力 原子番号43の元素であるテクネチウムは、自然界には存在せず、地球上には人工的に作られたとても少量しか存在しません。そのため、その性質には未知の部分がまだまだあります。また、テクネチウムと同じ7族元素のレニウムも希少元素のため、わかっていないことが沢山あります。これらの元素の研究をすることで、元素とは何か、原子とは何か、という理解を深めることができます。また、テクネチウムやレニウムの錯体は、医薬品として応用可能で、病気の診断や治療に役立ちます。
在学生への
メッセージ
化学は物質を扱う学問です。地球、人体、機械、建物などあらゆるものは物質からできていますから、私達の身の回りのすべてが化学という学問の対象です。化学の学習は、専門分野を学ぶための基礎作りに重要です。また、社会人になってからも役立ちます。専門分野の授業や卒業研究で、化学に関連する質問があったら気軽に聞いてください。
受験生への
メッセージ
化学の授業や実験を通じて、皆さんが大学で成長するための基礎を身につけるお手伝いをします。確かな基礎があってこそ、その先の専門・応用分野で活躍ができるのです。また、近年の環境問題との関連から、「化学の知識があって良かった」と思える場面が人生のどこかで必ずあるはずです。皆さんと一緒に成長できることを楽しみにしています。

田中宏昌 准教授 [Hiromasa TANAKA]

プロフィール 【学歴】 東北大学大学院 理学研究科 化学専攻 博士課程後期 修了 【学位】 博士(理学) 【現在までの経歴】 学位取得後に博士研究員としてベルギーで2年間過ごし、帰国後は理化学研究所、立命館大学、九州大学(京都大学)で学術研究員をしていました。
現在の研究テーマ ハーバー法にかわる未来のアンモニア合成(窒素固定)を可能とする触媒の開発を目指し、計算化学的手法を駆使した反応機構解析を行っています。
研究テーマの魅力 高校化学でも学ぶ、工業的にアンモニアを合成するハーバー法は、増大する人類の人口を支える重要な科学技術です。アンモニアは、未来の水素エネルギー社会における安全かつ低コストな水素輸送材料として注目されています。私は実験研究者と協力し、ハーバー法に代わる低コスト・低エネルギー消費のアンモニア合成法の開発を行っています。実験では見ることのできない、複雑なパズルのようなアンモニア合成過程を、コンピューターシミュレーションによって1つ1つ解き明かすのが私の研究テーマの醍醐味です。
在学生への
メッセージ
4年間という長くて短い大学生活を有効に活用して、学問も、学問以外のこともたくさん経験してください。
受験生への
メッセージ
自ら進んで取り組むかぎり、成功も失敗も貴重な経験になります。社会にはたくさんの種類の仕事があるので、やってみたいこと、できそうなことを探してみてください。

教職教室

久田晴生 教授 [Haruo HISADA]

プロフィール 【学歴】 昭和53年3月 静岡大学理学部卒業 【学位】 理学士 【現在までの経歴】昭和54年4月~平成22年3月 京都府立高校教員
昭和57年8月~ 全国高校生活指導研究協議会会員
現在の研究テーマ 授業における他者性の獲得および主体性の確立
特別なニーズ教育と生活指導の関連
研究テーマの魅力 今、小学校から大学に至るまで、児童・生徒・学生(以下「生徒」)が主体的に参加する授業が進められています。では「主体的に参加する」とはどういうことでしょうか。私は、生徒が固有の存在として認められるということがその鍵になるのではないかと考えています。授業は、その教科・学問の体系や実用性など教える側の視点から組み立てられていきます。その上で、学習履歴とか生活体験とか今置かれている状況等一人ひとりの生徒の固有性に着目し、それらを授業に反映するにはどうしたらいいか、どのような困難があるのかということについて研究しています。
大学周辺で
見られる生物
私は時々大学周辺の生物観察をします。グランドの北側に大江川がありますが、ここで絶滅危惧種に指定されているコアジサシやミサゴを見ることがあります。私が子どもの頃、名古屋港とその周辺は水質汚濁が酷く、生物が住める環境ではありませんでした。その後、多くの人たちの努力によって環境改善が進み、徐々に生物が復活してきたのです。その一方で、最近、コアジサシの繁殖地が破壊されたということがありました。野生生物と人がともに生きていける環境を、身近なところから考えていきたいですね。
在学生への
メッセージ
私が担当する授業の1つに人間科学科目群の「リベラルアーツ演習」があります。これは4人の先生がそれぞれの専門を生かしてアクティブラーニング授業を行うというものです。そのうち私は「日本語表現」をテーマに、自分の思いとか言いたいことを文章にすることを通して、的確に正確に書く力をつけるという授業をしています。「書く」ことは、それを通して、逆に自分の思いとか言いたいことを見つけることにもつながります。文章を書くことが苦手な人、自分の言いたいことが見つからない人、受講を歓迎します。
受験生への
メッセージ
本学では多くの学科で教員免許(中学高校の数学、工業、情報)取得が可能です。工学や情報学の専門を深め、その深めたことを中学生や高校生に教えたいと願う人はぜひチャレンジしてみてください。ただし、そのハードルは相当高いということは覚悟しておいてください。

木場裕紀 講師 [Hiroki KOBA]

プロフィール 【学歴】 平成24年 東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻学校開発政策コース修士課程修了 【学位】 修士(教育学) 【現在までの経歴】 平成27年4月〜平成29年3月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
現在の研究テーマ ガバナンス改革下におけるカリキュラム行政・カリキュラムマネジメントに関する包括的研究、学問としてのダンスの歴史的変容
研究テーマの魅力 近年の教育改革の中でカリキュラムをめぐる意思決定はどのような変容を遂げているのかについて研究しています。子どもたちの学びを実質的に保障するようなカリキュラム行政のあり方を考えていければと思っております。一方で、アメリカの高等教育機関におけるダンスの歴史的変容について研究しています。史資料を読み解くと社会情勢やダンス教育者の興味の変化に応じて、ダンスの学問的位置付けが刻々と変化していく様子がわかり、興味深いです。
在学生への
メッセージ
学校教員を目指す人も、そうでない人も、将来何らかの形で教育に携わることになると思います。答えの出ない問いに悩むことも多いかと思いますが、教育をめぐる様々な問いについて一緒に考えていきましょう。
受験生への
メッセージ
学びたい、知りたいという思いを大切にし、学校生活を送っていただければと思います。

外国語教室

平林健治 教授 [Kenji HIRABAYASHI]

プロフィール 【学歴】 平成17年 名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程 修了 【学位】 学術博士
現在の研究テーマ 日本人の英語学習者によって記述される自由英作文を研究しています。この自由英作文というのは、英語を自由に記述するものではなく、与えられたテーマに対して、自身の考えを英語で記述する説明文もしくは論説文です。現在は、CEFR-J B2レベル(TOEIC 785点~945点)やCEFR-J C1レベル(TOEIC 945点~990点)と言われる上級の英語学習者によって記述される自由英作文について調査しています。
研究テーマの魅力 自由英作文というのは、評価の観点が非常に複雑であり、それを採点するのは、英語の指導者にとってとても大変なことです。まして、CEFR-J B2レベル(TOEIC 785点~945点)やCEFR-J C1レベル(TOEIC 945点~990点)のような英語力を有する学習者が記述する自由英作文を評価するのは一層の困難を伴います。しかし、統計的に処理された汎用的な評価の観点を探り、それに基づく評価を行うことによって、指導者の評価の労力は激減します。さらに、その評価の観点は自由英作文の教授の有用なツールにもなるのです。
在学生への
メッセージ
学生時代に経験する楽しいこと、頑張ったこと、そして、辛かったこと、そのすべてが将来の財産になるはずです。学生時代にしか学べないことがあります。それらをしっかりと身に着けるられるような生活を送ってもらえればと思っています。
受験生への
メッセージ
受験勉強をしていると、不安になったり、時に、勉強を投げ出したくなることもあるかもしれません。しかし、そこで踏みとどまり、少しだけ頑張ってみると、より成長した自分に気づくのではないでしょうか。そんな受験時代を過ごしてもらえれば幸いです。

松井豊次 教授 [Toyotsugu MATSUI]

プロフィール 【学歴】 昭和57年 同志社大学文学部英文学科 卒業  
昭和59年 同志社大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程前期 修了  
平成14年 Temple University Japan Graduate College of Education in TESOL 修了
【学位】 文学修士、教育学修士 【現在までの経歴】 昭和59年~平成4年 東京都立高等学校教諭  
平成4年~平成15年 京都府立高等学校教諭
現在の研究テーマ 専門は、19世紀英文学です。特にヴィクトリア朝時代中期から後期にかけてのブロンテ姉妹、ジョージ・エリオット、トマス・ハーディ等の小説や詩を中心に、研究しています。また、高等学校での英語教育の経験も踏まえてTESOL(外国語としての英語教育法)の研究も行い、日本人向けにアレンジしたメソッドの開発を目指しています。
研究テーマの魅力 軍事・政治にたけた英雄ナポレオンをして “tough, enisled, self-centred, kindless craft / Has tracked me (頑強な、島国特有の、自己中心の、無慈悲な術策で / おれを追った)” (トマス・ハーディ作 『諸国元首』 [The Dynasts ] より) と言わしめたほど、イギリス人は不屈で不動の国民性を持っていますが、その一方で、 “‘I should be myself were I once among the heather on those hills (「あの丘のヒースのなかに立てば、たちまち自分らしい自分をとりもどせるはずなのに」)’” (エミリ・ブロンテ作 『嵐が丘』 [Wuthering Heights ] より) とヒロインに述懐させる繊細な感覚も持ち合わせています。そういうイギリス人の特性を踏まえつつ、彼らが残してきた古典文学を読み解き、鑑賞し、新たな発見にたどり着くことが研究の醍醐味と言えます。もちろん、原作の鑑賞には、しっかりした英語力も必要です。英語力を培いながら、原作と格闘し、自己の進歩を (あるいは後退を) 確かめることも、楽しみ (あるいは苦しみかもしれませんが) の一つです。
在学生への
メッセージ
在学中に、何か一つでも、夢中になって取り組めることをみつけ、追求していってください。その過程で身についた、実力、集中力、忍耐力、そいういったものが、卒業後の人生において、必ず生きてくると思います。これからは、ますます実力がないと生き残れない社会になっていくと思います。自分の専門分野でも趣味でも、何でもいいと思います。これだけは人に負けないという実力を、身につけていってください。
受験生への
メッセージ
まず、高等学校での授業をしっかり受けて、基礎力を固めてください。英語の授業では特に、文法の基礎と、語い力をしっかり身につけておいてください。本学の英語の授業でも、初年次は、文法と語いをしっかり復習して定着させ、その知識を英文の読解に生かしていきます。上級学年では、初年次に身につけた基礎力を応用して、TOEICの問題や一般常識的な英文を扱っていきます。英語嫌いの人でも、無理なく力がつけられるように配慮されていますので、まずは今いる高等学校での授業をしっかり受けて、来たるべき大学生活に備えてください。
好きな事柄 自由にできる時間があるときは、戸外で風景写真を撮ることが多いです。添付した写真 (1) 、紫色の花 (ヒース) の写真の方は、エミリ・ブロンテ作 『嵐が丘』 の舞台になったイギリス北東部ハワースの荒野で、2011年に撮影しました。(2) の大きな石の写真は、トマス・ハーディ作 『ダーバヴィル家のテス』 [Tess of the d'Urbervilles ] のラストシーンになったイギリスの南部ソールズベリー平原にあるストーンヘンジで、2012年に撮影しました。好きな言葉は、“Heaven helps those who help themselves (「天は自ら助くる者を助く」)” です。

(1) 荒野のヒース

(2) ストーンヘンジ

小西章典 准教授 [Akinori KONISHI]

プロフィール 【学歴】 平成14年 南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程 単位取得満期退学 【学位】 修士(文学) 【現在までの経歴】 平成14年 大同工業大学教養部外国語教室 着任
現在の研究テーマ イングランド演劇研究
おもに16世紀から18世紀までのイングランド演劇を研究しています。とりわけ〈劇場〉や〈役者(の演技)〉や〈舞台装置〉などに注目することで、演劇という特異なジャンルを成立させている諸特徴について考えています。また、〈メロドロマ〉というジャンルとその影響について関心をもっています。
研究テーマの魅力 即物的な利益につながらないところが魅力です。われわれとは異なる時代や文化に属する人びとが生み出し享受したものをとおして、もう直接的には遭遇しえない過去のリアルな手触りや感情がいささかでもおのれのなかに喚起されるとき、眼のまえに広がる現実世界が提供してくれるものとは別種の知的愉悦にひたることができます。
在学生への
メッセージ
ひとつの場所で滞留することをよしとせず、水の流れのように淀みない強靭な知性の獲得を求めてください。
受験生への
メッセージ
「なりたかった自分になるのに遅すぎることはない」と述べた小説家がイギリスにおりますが、「なりたかった自分」を見失わないように、日々を過ごしてください。

山内昇 講師 [Noboru YAMAUCHI]

プロフィール 【学歴】 平成22年 麗澤大学大学院言語教育研究科英語教育専攻修士課程 修了
平成24年 名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程(前期課程)国際コミュニケーション専攻 修了
平成28年 名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程(後期課程)国際コミュニケーション専攻 満期退学
【学位】 修士(文学)・修士(学術) 【現在までの経歴】 平成25年4月〜平成28年3月 中部大学 非常勤講師
平成26年9月〜平成28年3月 大同大学 非常勤講師
平成28年4月 大同大学 教養部外国語教室 専任講師 着任
現在の研究テーマ 英語学(意味論、語用論)
私は、英語学 (English Linguistics) を専門分野とし、特に意味論と語用論の観点から、現代英語の文法現象に関する研究を進めています。より具体的には、英語の新聞や雑誌などから、既存の英文法書や英和辞典等において用法や機能の記述が不十分な表現を収集し、その特性を明らかにすることに取り組んでいます。
研究テーマの魅力 英語には、まだ記述があまり進んでいない文法現象が数多く残されています。そのような現象を日々の読書から発見し、類例の収集に加え、言語学における既存の理論的枠組みも参照しながら、その現象の背後にある仕組みを解き明かしていくことに面白さがあると思います。
在学生への
メッセージ
在学生のみなさまには、4年間を通して、より深く勉強したいと思えるものを一つでも多く見つけてほしいと思います。支払った学費に見合うもの以上の知識や技術を身につけるという意気込みで勉学に励んで下さい。
受験生への
メッセージ
本学は、英検や TOEIC などの資格試験を念頭に置いた英語科目が充実しています。学生一人一人に対するサポート環境も整っており、入学後の努力次第では、高度な英語運用力を身につけることも可能です。

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