企業が抱える課題解決や 自分を発信するテクニックを身につけます。

情報デザイン学科 原田 昌明 准教授
映像・サウンド・グラフィックなど、幅広くデザインを学べるのが本学科の特色です。未経験の学生でもゼロから総合的な知識や技術を修得できます。講義は実務経験が豊富な教員が担当し、社会で活用できる実践的なデザインスキルを学びます。さらに、産学連携の企画など、学びをアウトプットする機会も豊富です。また、デザイナーには、自分のデザインが課題を解決し、社会に影響を与えることを伝える力も必要です。そのため、「自己表現」に関する講義を通じて、プレゼンテーションやコミュニケーション能力を養います。加えて2年次以降は学びたい内容に応じて履修科目を選択できるため、興味や目標に合わせた専門スキルを深められます。さまざまな分野のデザインを通じて、企業が抱える課題の解決や自身の表現力を高める技術を習得できます。

小島研究室
小島 一宏 教授
- 第一線で活躍する映画監督たちに迫るインタビュー研究
- ラジオの生き残りを賭けた戦略・手法の研究
- 伝わる話し方・コミュニケーション力の研究
例えば、日本のテレビCMにおける演出効果、あるいは落語の間、映画におけるスローモーションの効果など。これら小島研究室の研究テーマには共通点があります。それは「人の心を動かす表現とはどんなものなのか」ということ。ゼミ活動では、第一線の著名な映画監督にインタビューをして、話す力、的確に要点をまとめて聞く力なども身につけます。人の心を動かし、効果的にコミュニケーションを取る力は、メディア業界だけでなく、一般企業の広報など、あらゆるビジネスの世界で役に立つ、人間としての基本的な魅力につながります。

舟橋研究室
舟橋 慶祐 教授
- 家具、日用品、電子機器などのプロダクトデザイン
- 3DCADやデジタルファブリケーション(3Dプリンターなど)を活用したデザイン
- エモーショナル(感情的・情緒的)デザイン
多くのモノが溢れかえる現代においても、人の感情や情緒に訴求し、新しく魅力ある価値を提供できるプロダクトデザイナーの育成を目的としています。3DCADや3Dプリンターなどを活用しながら、使う人を幸せにし、豊かな暮らしにつながる道具を創造していきます。卒業研究では自らテーマを設定し、日用品、家具、家電、化粧品などのプロダクトデザインに挑戦。学外のコンペにも積極的に参加し、数多くの受賞歴もあります。また自身の作品を他者に明確に伝えることができるプレゼンテーション能力の指導にも注力しています。

押山研究室
押山 晶子 准教授 修士(芸術工学)
- DAWを用いた音楽作品制作と効果音制作の研究
- 音声合成ソフトを使った楽曲制作と研究
- CGアニメーション、実写映像、ゲームなどマルチメディアにおけるサウンド制作と研究
今やSNSを通して誰もが気軽に情報を発信したり、自己表現できる時代です。どんなサウンドを使用するか、によって相手に与える印象も大きく変わります。押山研究室では、これまでまったく音楽に触れたことのない学生でも基礎から音楽について学び、最終的にはコンピュータを使用して音楽をつくりだしています。何かおもしろいことをやりたい、何かを表現したい。そんな学生たちが、映像やCGなどあらゆる分野でサウンドを自在に操り、世界に向けて発信することも夢ではありません。

原田研究室
原田 昌明 准教授 修士(芸術)
- CGによるモーショングラフィックスの制作と活用について
- CGによるVR、ARコンテンツの制作と活用について
- CGによるゲームコンテンツの制作と活用について
研究室のテーマ、実は今も増殖中。学生や先生の興味、あるいは時代や社会の進化に合わせて、どんどん広がっています。あえて言えば、「モーショングラフィックス」に代表される映像表現の可能性。身近な部分ではデジタル・サイネージ。ショッピングモール、駅などでしばしば見かけるようになった新しい広告媒体です。今や映像表現はビジネスや社会、生活のあらゆるシーンで必要不可欠なものになっています。原田研究室で身につけることができる、ニーズに応じて映像メディアを駆使し、情報を伝える力は無限の可能性を持っています。
研究室一覧
上岡研究室
- 教授上岡 和弘
- 研究テーマ
- モノづくり企業の、プロモーションムービーやパンフレット類の企画・制作(愛知県産業振興課との連携)
- 県内の色々な大学生が集う、生物多様性保全活動のプロモーション企画・制作(愛知県自然環境課との連携)
- 高齢者を支援する、企画・制作(南区いきいき支援センターとの連携)
岡田研究室
- 教授岡田 心
- 研究テーマ
- 生活雑貨、スポーツ用品、文具などのデザイン
- 食器や調理器具など身近な製品と伝統産業でのモノやコトづくりの研究
- 3Dプリンターや3DCADなどの先端技術を活用したデザイン開発
佐々木研究室
- 教授佐々木 勝史修士(芸術学)
- 研究テーマ
- カーデザイン・モビリティデザイン、最先端技術のデザイン応用
- VR、ARなどのデジタル機器のデザイン応用と手法
- 3Dプリンターなどデジタル→3次元化するモノづくり
冨永研究室
- 教授冨永 慎一修士(工学)
- 研究テーマ
- ドキュメンタリー・ドラマ・アニメ・ショートクリップなどの映像制作
- 魅力的なWEBサイトの研究と制作
- デジタル技術を活用した新しい表現への挑戦
吉田研究室
- 准教授吉田 雅彦
- 研究テーマ
- 使いやすいデジタルデザインの研究:Webサイトなどの情報設計、UI/UX
- ローカルデザイン:尾張・知多地域のブランド価値を高める企画・デザイン(産学連携)
- コミュニケーションデザインの探求:デザインリサーチや生成AIの活用
湯田研究室
- 教授湯田 高志
- 研究テーマ
- VR・ARの表現や手法、感覚提示技術などへのデザイン応用
- ゲームを通して見たUI・UXのデザイン応用
- ゲーム・映像の構成から学ぶトータルデザインの手法