経営×スポーツの両感覚と、「人間力」「科学力」「地域力」の 3つの力を併せ持つ人材を社会に輩出します。

総合情報学科 藤井 浩明 教授
総合情報学科には、経営とスポーツという2つの分野の学びが用意されています。学生は2つの学びから、自らの興味・関心に基づいて、どちらかを選択しますが、もちろん2つの分野から履修することも可能です。また、経営とスポーツという2つの分野の知見を融合させた融合科目も用意されています。コーチングというのは一見してスポーツに関わる学びと考えがちですが、目標達成に向けて自発的な考え方や行動を引き出していくことですから、当然ビジネスにも活かすことができる学びです。 このように2つの分野を相互に学ぶことで学生は幅広い視野と、それまで気づかなかった視点を得ることができます。さらに両分野の学びには共通して「人間力」「科学力」「地域力」の3つの力を養うという目標があります。それにより4年間で人間的にも大きく成長し、卒業後は社会で生き生きと活躍できる人材となるでしょう。

藤井研究室
藤井 浩明 教授 博士(経済学)
- 水族館の入場者数を規定する要因
- ハンバーガーチェーンの競争戦略
- ゴルフ場のプレー価格の決定要因:立地と設備からの分析
研究テーマは、経営学から経済学や法律まで。学生たちは自らテーマを見つけ、主体的に調べ、問題を見つけ、解決の方法を探ります。特に卒業論文には力を入れており、論文の作成にあたっては他のメンバーの論文に対しても疑問を投げかけ、互いに論文の精度を高めていきます。大切なのは、オリジナリティ。単に他者の意見をコピーするのではなく、小さくても自分で発見したこと、自分で考えたことを織り交ぜることが要求されます。自分の力で論文をまとめきった経験は、社会人となったとき必ず活かされるはずです。

浅井研究室
浅井 淳 准教授 理学修士・修士(学術)
- 消費者心理行動
- 飲食情報など生活エスノグラフィ
- スポーツ戦術分析
浅井研究室のテーマは、「人は情報をどのように受け止めているか」。ある学生はこの研究テーマに応えて、「スーパーマーケットの展示やレイアウトの変化」について毎週スーパーに行って、その変化を含めた4Dデザインを調べました。この研究を通じて、学生は「CMやウェブサイトなどを見ていても無意識に受け流すのではなく、表現の意味や消費者目線などについて自分の意見を持つようになった」といいます。「何となく」ではなく、筋道を立てて考える力や解釈の根拠を示して、説明できる力を学生たちは身につけていくと期待しています。

伊藤研究室
伊藤 僚 准教授 博士(体育学)
- 降雨を伴った寒冷環境が運動時のヒトの体温・エネルギー代謝に及ぼす影響
- 活動筋への冷却刺激がレジスタンストレーニング効果とその後の運動パフォーマンスに及ぼす影響
- 低酸素および寒冷環境の相互刺激が運動中のエネルギー代謝に及ぼす影響
運動生理学、中でも環境生理というのが伊藤研究室のテーマ。暑い環境、寒い環境の中で、人間の身体はどうなるのか、という点に注目した研究です。学生たちは先行研究を調査し仮説を組み立てますが、大変なのは実験。当然、被験者が必要ですが、被験者への協力依頼、日程調整、場所の確保など、学生にとっては慣れないことの連続。しかし頑張って苦労して、こうした難しさや厳しさを乗り越えることで、その先にある就職活動や、社会人としての豊かな人生を送ることができる力を身につけることができるのです。
研究室一覧
齊藤研究室
- 教授齊藤 慎太郎修士(体育学)
- 研究テーマ
- 大学女子スポーツ選手の栄養摂取について
- サーフェイスの違いによるパフォーマンスへの影響
- 女子ハンドボール選手の下肢の傷害について
佐藤研究室
- 教授佐藤 壮一郎修士(健康科学)
- 研究テーマ
- 身長差において競技力に影響が及ばないハンドボール競技の創出
- 日本においてハンドボール競技人口の増加に向けた方策
- ハンドボールにおける攻撃個人技術の向上を目指して
中村研究室
- 准教授中村 裕哲博士(商学)
- 研究テーマ
- グローバル市場参入戦略の研究
- 情報サービス産業の事業戦略の研究
- ビジネスエコシステムと戦略提供、M&Aの研究
西﨑研究室
- 教授西﨑 雅仁経営学修士
- 研究テーマ
- 起業のための成功要因に関する考察
- フランチャイズビジネスのビジネスモデル
- スーパーマーケットの企業戦略