教育体制と特色
情報システム学科の特色
本学科では目まぐるしく変化する情報社会のどこにおいても、情報機器やネットワークの仕組み、データに基づく情報処理の手法を理解し、その開発、活用に貢献できる人材を育てます。CPSを構成するコンピュータシステム、ネットワークセキュリティ、データサイエンス、ヒューマンエンジニアリングの4つの学びから選択し、情報表現やコンピュータの動作原理、人間と機械のインターフェースなど、情報の基本を学びます。情報技術者の最大の武器であるプログラミング能力の習得に力を入れた教育内容です。
教育課程の概念図
カリキュラム

は必須科目
この学科での学びの基礎となる数学を重点的に学習。情報学の基礎となる技術を学びます。

は必須科目
基幹となるコンピュータ構造、プログラミング、ネットワークに関連した学問を深く学び、基盤を築きます。

は必須科目
4つの系統(コンピュータシステム、ネットワークセキュリティ、ヒューマンエンジニアリング、データサイエンス)から学びを選択して、実践的・専門的に学びます。

は必須科目
指導教員の下で、先端的な分野の卒業研究に取り組みます。技術者としての社会常識も学びます。
科目PICK UP!
CPS概論
これからの超スマート社会においては、クラウドなどのサイバー空間上での分析を通じて得られた結果を実世界(フィジカルな世界)へフィードバックし、産業基盤を高度化することが必要です。CPS(サイバーフィジカルシステム)は、未来のカギを握る研究開発課題であり、本講義ではCPSについて理解を深める学修を行います。
人工知能
人工知能には、その進化とともに、広範囲の技術が含まれるようになっています。人工知能はコンピュータが「かしこく」処理してくれるものというイメージがありますが、そのためにはまず人間が「かしこい」処理を作りこむ必要があります。この「かしこい」処理を、これまで人工知能に関して研究・開発されてきた技術から学びます。
情報セキュリティ
個人情報の流出や詐欺など、サイバー犯罪が多発していますが、そのような犯罪行為などから情報資産を守るのが、情報セキュリティの使命です。本講義では、昨今のサイバー攻撃と対策技術の動向を学び、情報セキュリティにおける基本的かつ重要な項目である暗号技術・認証技術について学びます。