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学ぶ意欲が燃え上がる 実学教育

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機械工学科
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楽しく学ぶことで、学びの意欲へ。

1年次後期に開講される「機械セミナ」は、いよいよ深まっていく専門分野の学びに向けて、学生たちの“学びの意欲”を喚起することを目的としています。
そのために「機械セミナ」では、二つのテーマを設定しています。
まずは実際にモノづくりの現場を「見る」こと。愛知県は製造業が盛んです。その恵まれた環境を利用し、実際に日頃見ることができない大規模な工場などを訪問し、現場に触れることで、これから学ぶ分野の必要性や、自らの将来像を想像します。また、単なる「見学」で終わらせないために、訪問前に課題が与えられ、学生たちはその答えを現場で探しレポートにまとめます。学びの意欲をかき立てると同時に自ら情報を収集する力を身につけさせることも考えられています。

そして、もう一つが実際に「つくる」こと。
厚紙で片持ちはりをつくり、はりの先端におもりをつるして、その強度を競い合う「ペーパービーム製作コンテスト」。片持ちはりとは、文字通り片側だけで支えられているはりのことです。紙という材料は、引張に強く圧縮に弱いという特性があります。力のかかり方,材料の特性を理解することが「材料力学」の第一歩につながります。
先生はあえて何もヒントは与えません。ここでは自分たちのアイデアがすべてです。学生たちは仲間と話し合いながら、どうしたら強度を高めることができるかを考えます。元々、モノづくりに興味がある学生たちですから、夢中になってモノづくりに取り組む様子からは、自ら考え、工夫し、つくることの楽しさが伝わってきます。一番優秀な作品を競い合う最後のコンテストも白熱したものになります。学生たちは楽しみながら、機械工学への興味を募らせていくのです。その興味が、専門分野への“学びの意欲”へとつながります。

機械システム工学科
機械システム工学科 機械システム工学科

ロボットを思い通りに動かすことで気付く、これからの学びの大切さ。

現代のロボットや自動車は単なる「メカニズム」ではなく、これに「エレクトロニクス」や「情報処理・制御プログラミング」が高度に集積・連携した「機械システム」です。入学して間もない1年次前期に実施される「創造製作演習」は、ロボットの設計・組立やプログラミングを通して楽しみながらこの「機械システム」の基礎に触れ、これから始まる専門分野の学びの大切さに自ら気付くことを目的としています。
この授業では、モーター・センサー・マイコンがセットされて自由にロボットを設計・製作できるレゴブロックを使います。2人一組でペアを組んだ学生たちには、はじめに「2メートル四方のフィールド内に散らばったピンポン玉を拾い集めるロボットを作る」という課題が与えられます。

ロボットを動作させるために必要最低限のことは事前に学ぶものの、入学して間もない学生たちには専門知識や理論などはもちろんありません。ペアを組む仲間と議論しながら、自分たちなりに「ピンポン玉を集める」ために最適なロボットの形状および動作をさせるためのプログラムを考えます。
しかし「90度曲がれ」という指示のプログラムを作ったはずなのに、ロボットは思い通りに曲がらない…。学生たちは、ロボットの形状を変更したり、プログラムでの指示角度を変えてみたり、さまざまな試行錯誤を繰り返します。
わからないところは、先生やティーチング・アシスタントとして見守ってくれる院生が丁寧に助言してくれますが、答えまでは教えてくれません。答えは一つではないことに気付いてほしいからです。
苦労して作り上げた自分たちのロボットだからこそ、競技会は大いに盛り上がり、喜びや悔しさをかみしめます。
モノづくりの楽しさや面白さを実感しながら、学生たちは多くの失敗を経て、課題に直面した際に主体的に解決する姿勢の大切さに自ら気付きます。

電気電子工学科
電気電子工学科 電気電子工学科

企業との共同研究を通じて、課題解決能力やチームワークを学びます。

加納研究室での卒業研究の最大の特色は、企業との共同研究が研究テーマとなることです。企業が抱えている最先端の課題に挑戦することで、エンジニアに欠かすことのできない課題解決能力やチームワークを磨きます。

家電・産業・自動車分野で用いられるモータの形状設計をテーマに、まず導入として、コンピュータシミュレーションを用いてモータ内部で起きている電磁気現象の可視化を行います。シミュレーションソフトは、大手の自動車メーカー、電機メーカー等でモータ設計に使われているソフトと同じものを使用します。非常に高価で、使いこなすのが難しいソフトですが、学生のうちに慣れることで実社会に出たときのアドバンテージになることが期待されます。

その後、2~3人のグループに分かれて、担当企業の研究対象モータを実験・シミュレーションを通じて分析・評価します。その分析データをもとに改良の余地を探り、より性能向上を実現するための形状デザインや,時には性能のブレークスルーを実現する新しいモータ構造の考案を行います。大切なのは、「モータの長さを20%小さくすると,このモータを使った製品の価値が上がるので,そこまで小さくしよう」など、より具体的な数値で表せる目標を掲げて研究を進めること。目標が明確であるほど、そこから逆算して今やるべきことを見出せます。ただし、目標の難易度は適切か、目標達成にかかる時間と費用など、実現のために必要な判断力を養うことはさらに重要となってきます。なぜなら、実際の企業での研究は常に納期や予算が決められているからです。経験を積まねばなかなか身につかない力ですが、仲間と意見をぶつけ合いながら試行錯誤を続けることで少しずつ養われていきます。

数値目標を明確にし、試行錯誤を繰り返し、何度も軌道修正しながらモータを改良する。実際のモノづくりの現場と同じプロセスをたどり、モノづくりに必要なセンスや、現場で欠かせないチームワーク、問題解決力を身につけることができます。

建築専攻・インテリアデザイン専攻
建築専攻・インテリアデザイン専攻 建築専攻・インテリアデザイン専攻

国籍や文化の壁を越えて同じ課題に取り組み、互いを高め合います。

「建築設計4(C-Scape)」は、ミラノ工科大学(イタリア) の建築学科の学生と本学の学生が共通の設計課題に取り組む、国際交流授業です。国籍や文化の異なる学生との交流によって、固定概念に捉われない発想力を身につけます。

この授業では、毎年、大同大学とミラノ工科大学が交互に課題を出し合います。
2017年度は「イタリアのカザルサ地区にある旧兵舎の建て替え」が課題になりました。対象となる敷地の環境調査のためにミラノ工科大学の学生とメールを使って情報交換をします。使う言語はもちろん英語。適宜、指導教員による翻訳のサポートを受けながら進められますが、完璧な英語でなくても、単語と図面、イラストなどを駆使してコミュニケーションを図ることで、建築としての学びだけでなく、英語力とコミュニケーション力も鍛えられます。

敷地や周辺環境についての調査を終えると、次はこのプロジェクトにおいて最も重要なコンセプト策定です。地域貢献、建物の有効活用など、あらゆる側面から自由に考え、コンセプトを決定します。学生は「正解のない問い」に対して自らが考える「正解」を生み出すために、1年次から3年次までに学んだ、すべての建築知識を総動員します。教員は、学生のアイデアを否定するのではなく、共に考えるというスタンスで接します。
コンセプトが固まると、設計・模型づくり、プレゼンシートを作成します。その過程ではミラノ工科大学の学生と経過や成果を情報交換し、お互いの価値観を共有していきます。

そして最後には、有志を募ってミラノでの合同発表会に参加。また、両校で展示会も開催されます。優れた建築家が海外で活躍することも多い昨今、そのベースとなる発想力とコミュニケーション力、さらに課題に向けて全力で取り組む姿勢を身につけます。C-Scapeでは実社会で活躍するために必要な力と姿勢を育みます。

土木・環境専攻
土木・環境専攻 土木・環境専攻

都市開発を多角的な視点で考える中で、主体的な姿勢が育まれます。

「都市開発プラン実習」は、3年次の後期に2限続きで行われます。実在の地方都市をテーマに、都市開発のプランニングを行います。実在の街について具体的に考えることで、これまでに学んできた都市計画に必要な知識や技術が総合的に磨かれます。
一口に都市開発といってもやるべきことは膨大です。まずは、その都市の特徴や抱える課題について、現地に赴いたり、役所の資料等を調べたりするなど徹底的にリサーチを重ねます。次に、プランの主軸となるコンセプトの設定。コンセプト設定には時間をかけて、決してぶれない軸を探ります。そして、そこから見えてきたプランの方針を中間発表用のパネルにまとめます。学生たちが設定するコンセプトは、福祉的な課題の解決や観光活性化など、実にさまざま。その都市で生活する人々や周辺に及ぼす影響などを踏まえて総合的に考えることで、多角的な視点で考える力が養われます。

プランの土台が固まると、いよいよ本格的な都市計画がスタート。交通処理を考え、幹線道路や補助幹線道路をどのように整備するのかを考えます。大枠ができたら、次は区画整理です。区画整理は一般の民地から土地を買い上げながら実施しますので、地価を計算し、事業費を算出して、自治体でいうところの「予算案」まで作ります。授業とはいえ、事業として成り立つことが計画の前提条件ですので、成り立つまで何度も検証していきます。

実習のプロセスには、多くの要素が組み合わさっていますが、どれもこれまでの授業で学んだことが基礎になっています。学んできた知識が、実在する地方都市の都市計画をテーマに線でつながり、その知識を応用して主体的に取り組むことがこの授業で求められる一番のポイントです。何度も試行錯誤を繰り返し、世界に唯一の自分だけの都市開発プランが完成したときには、大きな達成感があります。

かおりデザイン専攻
かおりデザイン専攻 かおりデザイン専攻

測定方法を学びながら、論理的な説明と計画・実行していく力を磨きます。

「におい・かおり測定演習」では2年次後期、3年次前期・後期にわたって開講され、においの測定方法について学びます。対象物によって異なるにおいの測定方法の一つひとつを授業と実験を通じて学習し、身に付けた知識と技術は国家資格である臭気判定士取得にも役立ちます。

現在の分析・検査業務の多くが自動化されています。正しい手順を踏めば、測定結果としての「数値」が示されます。重要なのはその数値をどう捉えるか。それが「におい」の測定の面白いところであり、難しいところなのです。例えば、納豆のにおいは菌が繁殖して発生するにおいです。それを「くさい」と感じる人と「納豆のおいしそうなにおい」という人がいるように、感じ方も人やタイミングによって異なります。そのため、検査ごとにどんな理論でその数値を導き出したのか、何を根拠にその数値を結果として示すのか、結果に対して相手を納得させられるだけの論理的な説明が求められます。

さらに授業では、なぜにおいの測定が社会的に求められるのかという社会的背景や、実験器具の価格や実験にかかるコスト・収益などの経済的観点などについても学び、測定について多角的に理解して、分析技術者・臭気判定士としての素養を身につけます。
測定の背景を知り、方法論を身につけ、結果を導き出す。そのうえで、結果を論理的に説明できるよう考察を重ね、実際にレポートにまとめてみる。その一連の流れをこの授業で計画的に実行することで、においの測定のプロとして、より良い住環境づくりに貢献する力を身につけることをめざします。

コンピュータサイエンス専攻
コンピュータサイエンス専攻 コンピュータサイエンス専攻

自作のプログラムで物を動かす喜びを感じ仲間と協働する経験は、主体的に課題に取り組む原動力に。

「情報演習D」は、マイクロコンピュータを搭載したライントレースカーを教材として、これまでに学んだプログラミングの知識やコンピュータ制御の基礎技術を用い、さまざまな演習を行います。

前半の3週は個人で与えられた課題をクリアしていく「課題提供型」の授業、後半の3週はグループで与えられたテーマに対して自由に研究していく「問題解決型」の授業の2部構成で展開。前半は「LEDライトを点滅させる」「黒いラインに沿うようにライントレースカーを動かす」などの課題に対応するプログラムを組みます。学生たちにとっては、プログラミングで実際のものを動かす初めての授業です。同じ動きでも工夫次第で100行のプログラムを20行に収めることもできます。これが、プログラミングの面白さのひとつ。授業を通じて「プログラミングの奥深さ」や「アイデアやひらめきを具現化する工夫の面白さ」を、学生たちは実感します。

後半は「自動運転」や「衝突防止」などのテーマが与えられ、グループごとにプログラミングに取り組みます。3週という限られた時間の中での取り組みを通して、主体的に取り組む姿勢、計画立案、役割分担、 進捗しんちょく 確認といったプログラミングの知識以外に社会人として必要な要素も養われます。学生たちは、これまでに蓄えてきた知識がどう生かされるのかを体験し、思い通りに動くライントレースカーを見てプログラミングの楽しさを実感します。そして、それはさらなる学びの欲求へとつながります。

情報ネットワーク専攻
情報ネットワーク専攻 情報ネットワーク専攻

ネットワーク専用演習室で、心置きなく体験し、ネットワーク技術者へ。

今やネットワークは、産業、暮らし、教育など、あらゆる分野で現代社会を支え、我々の生活を便利にしています。だからこそ、もしネットワークにトラブルがあれば、我々の生活はたちまちストップしてしまいます。「情報演習D(コンピュータネットワーク)」では、このような時代において、ネットワークの「設計」と「設定」ができ、万一のトラブルの際にも的確な対応策を取ることができるネットワーク技術者としての基礎を身につけることが目的です。
実際のネットワークは、安易に停止させたり、再構築したりすれば他におよぼす悪影響やウイルス感染などの危険性もあります。そこで、この講義は、実社会において発生しうるネットワーク事故などを想定し、模擬的に再現できる環境が整えられた「ネットワーク専用演習室」にて学びます。この演習室では先生が意図的にネットワーク上に問題を発生させることができます。

学生たちは、1・2年次で学んだ知識や理論を生かして、2~3人でパソコンを3台使用し、ネットワークを「設計」し、ケーブルなどをつなぎます。次に、パソコンをどのように動かすのかを「設定」し、実際に通信します。正常に通信できない原因を学生たちは、段階を踏んでたどり、先生が発生させた問題を特定します。問題の想定を変え、この作業を繰り返すことで、それまで「点」でしかなかった知識や理論がつながり、初めてネットワークの全体像が見えてきます。さらに、「設計」「設定」「確認」についての、論理的なレポートをまとめます。こうして、技術だけでなく、的確に状況や原因を説明できる、ネットワーク技術者に不可欠の説明能力も磨かれます。
座学で身につけた知識と物理的にネットワークを構成する実習を統合的に学ぶことで、現代のネットワーク技術者に求められる基礎を身につけることができます。

メディアデザイン専攻
メディアデザイン専攻 メディアデザイン専攻

実際の企業の課題と向き合い、課題解決の力を身につけます。

上岡研究室の卒業研究では、4年間の学びの集大成として愛知県産業振興課と連携し、広報に関する課題を抱える「愛知ブランド企業*」の広報宣伝活動が研究テーマとなります。 自分たちのこれまでの学びを生かし、広報動画や広報企画を提案することで実際の企業が抱える課題の解決に役立てます。 学生たちは、企業ごとにグループをつくり、それぞれが担当する企業について事前に調査します。そして、企業を訪問し、直接抱えている課題について説明を受けます。その後も繰り返し企業に取材を続けながら、課題を解決する糸口を探します。その過程では、学生たちは自分の名刺をつくり、社会人として必須のマナーやメールの作法などを徹底的に学びます。それも、実際の企業を相手に課題に取り組んでいる緊張感があるからこそ身につくのです。

若手の人材不足に悩んでいる企業に対しては「どうすればより良い人材を集め、企業を活性化できるのか」について企業の担当者と議論を重ね、企画書にまとめて提案します。 具体的には①90秒程度の広報動画作成②広報企画または③リクルート用PRツールのどちらかについて提案し、企業からOKが出ると、インタビューや撮影などの実制作に取り組みます。 わかりやすく、意図が明確に伝わる提案のための資料づくりはプレゼンテーション能力を磨きます。また、動画の撮影や照明、音声などのスタッフはプロの方にも協力を仰ぎ、制作に関わるプロのスタッフの技術力に触れることもできます。さらに「専門セミナ」として3年生も加わっていることで、後輩たちも含めた仲間たちとの共同作業を通じて「伝える力」とチームワークの大切さを実感します。 企業に納得される課題解決策を生み出す重圧と難しさがあるからこそ、企業の方の「ありがとう」の一言が、学生たちに「達成感」を教えてくれます。

*愛知県が認定する優れたモノづくりの技術を持った企業

プロダクトデザイン専攻
プロダクトデザイン専攻 プロダクトデザイン専攻

クライアントの要望に応えることで、プロダクトデザイナーの本質を学びます。

2018年度の「製品デザイン実習A」は、企業とコラボレーションして進めます。実際の企業がクライアントになり、クライアントが出すテーマに沿った商品を企画・制作し、最後には自らの製品プランをプレゼンテーションします。クライアントと関わりながら進められるこの授業は、学生の視野を大きく広げ、製品制作の全ての工程を経験することで、プロダクトデザイナーとして必要な素養を身に付けます。

課題が出されると、学生たちは個人またはグループでリサーチ、リサーチ結果の共有・アイデア出し、具体的な制作、クライアントへのプレゼンテーションというステップを踏みます。
プレゼンテーションまでの一連の過程では、クライアントと何度も繰り返し打ち合わせを行い、クライアントが何を求めているかを感じ取り、試行錯誤してアイデアを練り上げていきます。学生たちは、プロダクトデザイナーの最も基本的な使命といえる「クライアントの要望に応えること」の大切さと、大変さを知ることになります。
また、制作にあたっては、「学外へ出て、リサーチをすること」が必須。より良いアイデアは、机の上で考えるだけでは浮かんでこないことを体験的に学びます。

この授業を通じて学生たちは「クライアントがどんな視点を重視しているのか」「その製品を求めている背景は何なのか」など、プロダクトデザイナーとして欠かせない「クライアントの要望に応える力」を養います。この力が、4年次の卒業制作やその先の社会で活躍するための礎になるのです。

経営情報専攻
経営情報専攻 経営情報専攻

「現場」の体験を通して、社会人として必要な基礎的な力を養います。

1年次後期からスタートする「経営実践入門」は、段階的にさまざまな実践や体験を通じて、社会人としての基礎的な力と、経営学の基本的な考え方を身につけることを目的としています。

入門段階では学生たちはグループに分かれて、学内に小売店に見立てた模擬販売スペースを設け、それぞれが販売員、客の役割を担いながら、「物を売る」ことを体験します。学生たちは、何を販売するのか、どこで仕入れるのか、どうしたら売れるのかということから考えることで、初めて経営の仕組みに触れます。この経験をベースとして、1年次の春季休暇に実施される集中講義では、実際の小売店で販売を体験します。
まずはあいさつや接客マナーを徹底的に身に付け、例えばバレンタインデーにチョコレートを販売する小売店ならば、どうしたら星の数ほどあるチョコレートから選んでもらえるのかを考えます。販売する商品のことを学び、売れるようにアピールすることはもちろんのことですが、それだけではなかなか購入してもらえません。このとき、大切なのはお客様の気持ちを想像し、お客様の求めているものを知り、お客様とのコミュニケーションを深め、それを仲間と共有すること。「このお店で買えば間違いない」と思ってもらう信頼感は欠かせません。軽視されがちなあいさつやマナーが、お客様のみならず仲間との信頼の土台であること、そして経営の本質も人と人とのコミュニケーションであることに気づきます。
学生たちは、現場での体験を通して、経営の基本を知ると同時に、多くの人と共に働き、初めて出会うお客様と接するビジネス現場での「人を思う心」の大切さについて学びます。
実践を通じた学びが、経営者として、また社会人として必要な基礎的な力を養います。

教養部
教養部 教養部

「一生モノの数学力」を育みます。

教養部の数学教室ではレベル別に6つの解析系の授業を用意し、大学での学びの基礎となる数学力の向上をめざしています。
学生はまず入学時にプレイスメントテスト*を受け、習熟度に応じて「数学基礎」または「解析学1」から履修を開始します。少し不安がある学生には、より基礎的な計算能力を高めるための「基礎数学セミナ」も用意しています。大学には普通科、工業科、商業科など、高校においてさまざまな課程を卒業した学生がいます。つまずく傾向は一人ひとりで異なるため、こうした細やかな習熟度別クラスを用意。さらには「一人ひとりの間違いのクセ」を顕在化できるようにレポートの提出が課されているなど、さまざまな配慮がされています。
また、まだまだ力が足りていない場合には同じ授業を次の期にもう一度履修することができます。こうして何度も反復して練習を重ねることで、必ず力はついてきます。電気や機械などを専門に学ぶ学生にとって数学の力は、4年間の学びを確かなものとするために、重要な鍵となります。
数学は、水泳や自転車と同じで、あるレベル以上習熟することで、基礎的な素養として生涯を通じて力になります。「一生モノの数学力」は、エンジニアとして実社会で活躍するために必要不可欠な基盤となります。何度もやり直せるカリキュラムや週15時間のオフィスアワー(質問対応時間)を設けているのも、「一生モノの数学力」を身につけてもらうためです。
さらに、AIやIoTなどが進化を続けるこれからの社会では、数学の知識が今まで以上に必要になるといわれています。学問をより深め、生活をより豊かにすることができる数学力を、これらの授業で身につけることができます。

*基礎学力試験

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