1. 成績評価
成績評価の基準は、次のとおりです。
合格 | 秀(100点~90点)・優(89点~80点)・良(79点~70点)・可(69点~60点) |
---|---|
不合格 | 不可(59点以下) |
なお、試験を欠席または棄権した場合の評語は、「欠席」とする。
2. GPA制度
GPA(Grade Point Average)とは、授業ごとの成績の評価それぞれに対してグレードポイント(等級点)を付けて、1単位あたりの成績の平均値を示すものです。GPAは、単位修得という学修の“量”だけでなく、その“質”も重んじ、成績を数値化し、客観的にモニターするためのツールです。この値をさまざまに活用することにより、学修意欲の高揚を図る目的で導入されています。
※編入生、転学部生、転学科生、転専攻生、再入学生については、累積GPAの算出は行いません
(1) GPAの算出対象科目
算出の対象となる科目は、卒業の要件に算入できる科目であり、且つ、5段階評価を行う科目です。
(2) GPAの算出方法とその活用
履修登録した科目の成績評価に基づき、学期ごとの学期GPAと入学時からの累積GPAの2種類のGPAを算出します。次表に示すように、0点から4点まで点数(等級点)化します。この点数にその科目の単位数を乗じた値の総合計点を、履修登録した科目の総単位数で割った値がGPAとなります。
GPAは学期終了ごとに算出し、成績関係の書類に明示するとともに、学修指導、キャップ制限(履修登録単位上限)の緩和、奨学金(在学生学業特別奨学金、学業奨励金)、入学時特別奨学生給付基準などに活用されています。
成績評価と等級点
合否 | 合格 | 不合格 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
成績評価 | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可 | 欠席 |
等級点 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 |
GPAの算出方法
(4×秀の修得単位数)+(3×優の修得単位数)+(2×良の修得単位数)+(1×可の修得単位数) |
その学期に履修登録した科目の単位数の合計(「欠席」を含む) |
(4×秀の修得単位数)+(3×優の修得単位数)+(2×良の修得単位数)+(1×可の修得単位数) |
各学期に履修登録した科目の単位数の合計(「欠席」を含む) |
3. 成績評価と学業成績の通知
各学期の授業終了時には原則として試験が行なわれ、履修登録した授業の合否(成績)が決定します。この成績評価の結果は、成績結果開示日に確認できます。
(1) 試験結果通知書配付時期
前期 | 後期 |
---|---|
8月下旬 | 2月下旬 |
※具体的な配付日については、掲示でお知らせします。
(2) 保証人への学業成績の送付
各学期末に保証人(保護者等)宛に学業成績表を送付します。
4. 評価確認
成績評価に疑問がある場合には、評価の確認を申し出ることができます。手続方法は下記のとおりとなります。
(1) 手続方法
成績結果を確認し、教務室にて手続きをしてください。
(2) 手続期間
成績開示日の翌日2日間です。詳しい日程はアテンションプリーズを確認してください。
5. 学修指導
学業成績が、学生の所属する学科の定める基準を下回る場合には、指導教員による学修指導を受けなければならないことになっています。指導の呼出、連絡があった場合には、速やかに指導を受けるようにしてください。状況によっては、保護者同伴で学修指導を受ける場合もあります。
6. 各種資格取得による単位認定
大学等で修得した単位および各種資格等取得者には単位認定を行う場合があります。認定される試験等の種類、認定単位数、授業科目は、学生便覧を参照してください。認定を希望する場合は、次のとおり手続きしてください。
(1) 手続期間
各学期授業開始1週間以内
(2) 提出書類
技能審査検定試験の合格等に係る単位授与願い、合格証書の原本
(3) 資格取得認定日の制限(2013年以降の入学生のみ対象)
2013年度以降入学生対象
入学前に取得した資格
入学前に取得した資格の単位認定については、入学年度の前期授業開始後1週間以内に手続をしてください。それ以後は受付をしません。
在学中に取得した資格
単位認定の対象となる資格は、申請時から過去2年以内に取得したものに限られます。
(4) 提出先
教務室