2001年4月に授業開発活動を中心としたさまざまな活動を通じて、本学の最重要課題である「教育重視型大学」の実施を目指し授業開発センターが開設され、翌年、数学・物理の学習支援および学習相談を実現する学習支援センターが試行的に設置され、2003年4月より、本稼働しました。
教育に関する知見を本学の教育の改善に活かすため両センターを統合し、[教育開発・学習支援センター]を2018年4月より設置しました。
主な活動
授業開発
学生による授業評価
原則全ての授業を対象に、学生による授業評価をアンケート形式で実施します。アンケート結果は授業担当者にフィードバックされ、授業方法/授業内容の改善に役立てられます。また2018年度より授業評価アンケート結果報告書はWEBで学内に公開します。
教員による授業研究
本学教員(非常勤講師を含む)による授業参観(研究授業)を実施し、その後に開催する授業研究会において「授業内容」や「授業方法」について議論を行います。議論の題材として、「学生による授業評価アンケート結果報告書」「シラバス」や「成績評価結果」などを用います。
さらに、研究授業/授業研究会の内容は「授業批評」(センター所報)に掲載し、学内に公開します。
なお、授業研究を円滑に推進するため、全教員の授業の公開を定めた「大同大学授業憲章2001」を制定しています。
- 大同大学授業憲章2001
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大同大学は、教育重視型大学としての使命を果たすために、全教員の授業の公開を原則とし、持続的に授業の改善と充実に努めることをここに宣言する。
この宣言の目的達成のために研究授業と授業研究会を実施する。1. 研究授業
教員の授業は、教育開発・学習支援センターが依頼したときには、研究授業として公開される。
2. 研究授業の参観及び授業研究会への参加
教育開発・学習支援センターが依頼した教員は、研究授業を参観し、この授業に関する研究会に参加する。その他の教員及び学外者もこの授業を参観し、研究会に参加することができる。
平成13年4月1日
授業の改善、開発に関すること
授業改善・工夫に関するワークショップやシンポジウム、講演会などを企画開催します。
また、教育に関する知見を本学の教育の改善に活かすために課題や問題点の整理を行うとともに、改善提案します。
学習支援
基礎学力の養成サポート
大学の授業を受ける上で必要な基礎学力が必ずしも十分でない学生や高校のカリキュラムの都合で基幹科目を履修できなかった学生を強力にサポートします。基礎学力の養成と「個々の学生を自立した学習者に!」を目標に掲げて、数学・物理・化学・英語の高校までの履修範囲を分かり易く総復習する授業を実施しています。
授業内容を除く学習全般に係る学生相談に関すること
大教室の授業ではなく、少人数での”寺小屋”式支援授業ですから、先生との気軽で円滑なコミュニケーションが可能です。基礎学力に自信を持てない人、学修生活に不安のある人は積極的に活用してください。
支援期間等のご案内
窓口 | S棟1階 |
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開講期間 | 前期 4月下旬~7月下旬 後期 10月上旬~1月中・下旬 |
時間割 | 月曜日〜金曜日の1〜5限(正規授業の空き時間を活用してください。) |
入学前教育
推薦系入試(総合型選抜入試を含む)による入学予定者を対象に、<高校での学習>から<大学での学修>へ、できるだけ早く適応できるように、入学前学習を提供しています。
大学生活では、各自が将来の夢や目標に向かって自主的・自律的に行動し、自ら問題を発見し解決していくチカラが必要となります。入学前学習は、高校までの学習を確認すると同時に、継続的な学習習慣を養成する基礎学力課題と、専門分野の学びに興味関心を持つことを目的とした学科専攻毎に異なるモチベーション課題を用意しています。基礎的な学習スキルを身につけ、大学での学びに備えてください。
入学前学習に必要となる手引き・課題等については12月中旬ごろご自宅にお届けします。
基礎学力課題(e-learning)は下記バナーからリンクしています。
教育開発・学習支援センターの組織
センター長 | 田中 宏昌 (教養部化学教室 教授) |
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副センター長 | 岡 康之 (教養部数学教室 准教授) |
副センター長 | 伊藤 僚 (総合情報学科 准教授) |
副センター長 | 山内 昇 (教養部外国語教室 准教授) |
センター所員 | 12名 |
センター講師 | 数学11名・英語4名・理科3名 |
センター事務 | 2名 |
お問い合わせ
- 教育開発・学習支援センター
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電話:052-612-6118
E-mail:cti@daido-it.ac.jp
時間:8:30~17:00