大同大学の開学以来の重要な目標の一つは、「産業界の発展に貢献し続けること」です。この理念に基づき、2000年4月に産学連携共同研究センターを開設し、様々な共同研究に取り組んでまいりました。
近年、社会の多様化、複雑化する課題に対応するため、共同研究にとどまらず、産学官および地域との研究・教育、ニーズや課題に基づいた研究、プロジェクト、さらには社会との連携強化などを推進しており、2022年4月に研究・社会連携推進センターへと改組いたしました。
現在センターでは、研究の推進と社会連携の一環として個々の教員が行う共同研究、受託研究、受託試験、技術相談などの活動に加えて、「共同研究ラボラトリー制度」を設けています。
この制度は、学部・学科の枠を超えて本学教員が自主的に共同研究グループを結成し、特定の研究課題に取り組むもので、学外の研究者もメンバーとして参加できます。また、2024年10月からはこの制度を改組し、以下の3つの枠組みを設け、社会貢献を目指す活動をさらに活発化させたいと考えています。
「産学共同研究ラボラトリー」では学外の研究者との協力、「社会連携ラボラトリー」では企業や地方公共団体との連携による特定の課題に対する取り組み、「基礎・応用研究ラボラトリー」では教員が基礎から応用まで広範な研究活動を行います。