新しい明日を築く。
大同大学には、80年を超えるモノづくり教育と研究の伝統があります。時代がどのように変化しても、人間が自らの手を使って新しいモノを生み出すという取り組みには終わりがありません。モノづくりは人から人へ、手から手へと受け継がれ、そこに学生と教員、あるいは地域や社会とのコミュニケーションが育まれてきました。それは大同大学にとってかけがえのない資産です。この資産を活かし、私たちは、学生たちが常に「真剣勝負」できる環境を創造しています。学生たちは、企業や一般の生活者、あるいは地域や自治体の方々と真剣に向き合い、共に課題解決の方法を考えます。そこから学生たちは社会が必要とする価値を生み出します。そこで磨かれるのは、人を思い、人のために動く、共感力と協働力です。
大同大学では2022年4月に、研究・社会連携推進センターを立ち上げました。研究と教育を通して地域と連携し、社会に開かれた大同大学を創造していくための第一歩です。さまざまな接点を通して、地域に根差し、地域のために動き、地域に愛され、必要とされる大学であること、そしてその接点をさらに広げていく。そのように常に未来に向かって自分を成長させ、新しい明日を築く学生を、地域や社会の皆さんと共に育てていきたいと思っています。
WATANABE SHINICHI
学長 渡邊 慎一
- PROFILE
- 1999年3月、名古屋工業大学大学院 工学研究科 社会開発工学専攻 博士後期課程修了。
その後、大同工業大学 工学部 建設工学科 建築学専攻講師に就任。
工学部 建築学科准教授、教授を経て、2017年4月より大同大学副学長、2023年4月より大同大学学長に就任。