日   報(第4週)


第1週(8/7〜12)第2週(8/13〜19)第3週(8/20〜26)|第4週(8/27〜9/3)

第21日目 8月27日(日)

SAKURAにて
SAKURAにて
 今日は久々の終日フリーデイでした。終日フリーなのは今日を含めて後2日しかありません。
 皆、日曜日でバスが少ないにもかかわらずお昼くらいからお土産を買いに街へ出て行ったようです。
 そして夕方に大学を出てすぐにある「SAKURA」という和食屋に行って見ると、谷山君、立松君、佐藤君、神野君もちょうど来ていました。彼らの食事の模様を写真に撮りました。
 夕食後、私の部屋の前の山口君、村上君の部屋を覗くと馬場君、本田君を交えてホストファミリーに教えてもらったというトランプゲームをしていました。私も見るのが初めてのゲームでした。
 明日はパワーズ先生プロデュースのクレーターレイク旅行です。山の上なので天気が心配ですが晴れてくれることを祈ります。

【管理人より】
 日本と同じものが食べれるというのは、うれしいことですね。とてもおいしそうな食事が並んでいるように見えます。またトランプゲームについては、アルバムのほうに載せていきたいと思います。 残りわずかになったフリーの時間も有効に活用して、大学生活のいい思い出に出来たらいいですねー。


第22日目 8月28日(月)

クレーターレイクにて
クレーターレイクにて1
クレーターレイクにて
クレーターレイクにて2
 今朝はトラブルから始まりました。7:45分に集合し、8:00出発のバスを 待っていましたが時間を過ぎても来る気配無し。最初はアメリカ時間だからしょうが ないのかと思って余裕を持っていましたが、段々不安に変わってきました。もう一度 予約時に受け取った領収書を確認してみると、なんと予約は8月29日になっていた のです。バス会社の手違いとこちらの確認不足によりこのままではバスは来ないとい うピンチになりました。
 すぐにパワーズ先生がバス会社に電話し代わりの運転手とバ スの手配が可能か確認し、返事を待つこと10分。なんとか大丈夫ということで当初 の予定より1時間遅れの9時に大学を出発しました。その代わりに来てくれた運転手 が偶然にも昨年と同じ運転手でGARYさんでした。

 クレーターレイクに到着し、昨年の寒かった ことを想定して上着を着込んでバスを降りると、今年は天気も良く、ぽかぽかでとて も上着を着ていられないくらいの暑さでした。朝のトラブルのことをすっかり忘れさ せてくれる美しさと、自然の雄大さに感動しました。皆も日本では決してお目にかか れない美しさに感動していました。
 その美しい湖のほとりで持参したサンドイッチを 食べ、お土産を購入しクレーターレイクを後にしました。

 帰りに立ち寄ったシスターズという小さな街は、パワーズ先生もお勧めの街で、本当 に小さな街ですがかなりウェスタンな感じで小さな店がたくさんあり楽しむことがで きました。バスの移動も長かったですが、充実した旅行が出来たと思います。
クレーターレイクにて
クレーターレイクにて3
クレーターレイクにて
クレーターレイクにて4

【管理人より】
 うーん、雄大の一言に尽きますね。日本では、そんなに青い湖は見たことがありませんでしたよ。そういった場所で食べる食事は、とてもおいしそうですね。朝のトラブルも無事乗り越えてよかったです。そういったトラブルも今後のいい思い出になることでしょう


第23日目 8月29日(火)

クリス教授宅にてホームパーティー
クリス教授宅にてホームパーティー
OSU訪問
OSU訪問

 今日の午前中はフリーでした。梅田先生と私、学生のリーダーである西山君の3人で、AEIディレクターのペギー氏の所に最後の挨拶に行ってきました。ディアナ氏も交え今後のアメ短の在り方、今年の反省などについて1時間以上話し合い、大変充実したミーティングが出来たと思います。

 午後からは、オレゴン州立大学へ表敬訪問に出かけました。OSUではクリス・ベル氏が出迎えてくれ、我々の学生の専攻に関係のある建物を詳しく説明しながら見学させていただきました。オレゴン大学とはまた違う雰囲気のキャンパスですが、そこにはオレゴン大学と同じく深い歴史を感じました。学校見学だけでなく、大学のあるコバリスの街のダウンタウンも案内してくださいました。

 そして、見学の後、本日のメインと言っても良いでしょう。クリス氏の自宅でのBBQパーティーにご招待いただきました。彼の自宅に向かう途中、総勢20名で押しかけて大丈夫なのだろうかと心配していましたが、到着してすぐにその不安も吹っ飛びました。彼の自宅は、1.5ha位あり、隣の家も離れ20人には広すぎる庭がありました。奥様と息子さんが出迎えてくれました。この息子さんは本学の事口先生の所でホームステイしたことがあるそうで驚きました。

 美しく広大な庭で奥様の手料理をいただき、本当にいたれり尽くせりのおもてなしを受け申し訳ない気持ちになるくらいでした。しかし、ここはアメリカ。遠慮することなく残さず食べるのが礼儀ということで、皆でおいしくいただきました。
 こちらの勝手な表敬訪問でありながら、大変丁寧なキャンパスツアーだけでなく、ご自宅にまでご招待いただき本当に感激しました。

 事口先生、嶋田先生、水澤先生には伝言を預かりましたので、帰ってから伝えねばなりません。これで、オレゴンでの全てのスケジュールは終了しました。明日は最終日ということで終日フリーです。最後の買い物とパッキングに忙しいことでしょう。

【管理人より】
 表敬訪問も無事に終え、いよいよオレゴンで過ごす日も残りわずかとなってしまいましたね。
何もかもスケールの違うアメリカですから、BBQも相当なBIGサイズ!?だったのでしょうか。しかし、大同工大とオレゴン大学はやはりいろいろな部分でつながりがありますね。そういったことからもアメリカ短期留学は成り立っているのでしょうね。
 明日は学生達は最後のオレゴンを充分満喫するのでしょうね。1日しかありませんが、また1つまた1つと、今回のアメ短でしかできない想い出を作ってほしいものです。  


第24日目 8月30日(水)


 ついにオレゴン大学で過ごす最後の日が終わろうとしています。現在こちらの時間で23時を少し回ったところです。既にパッキングも終え皆部屋に戻っています。明日の朝は5時出発ということでハードな一日となりますが、我々を空港まで送ってくれるスタッフもいるわけですから遅刻するわけにはいきません。昨晩から寮の隣の部屋に住む外国人の友達に民族衣装を貰ったり、日本の甚平をあげたりと学生達は最後の別れを惜しんだようです。

 今朝はOral skillsのクラスで簡単なお別れパーティーを開いてくれたクラスもあったようで、早起きしてでかけて行きました。

 ここでの一ヶ月は本当にあっという間に過ぎてしまいました。この一ヶ月で英語のスキル向上はもちろんのこと、異国で過ごした経験、そして長期の団体生活での経験が、皆にとって人間としての成長に少しでも役立ってくれることを期待しています。

 明日からはサンフランシスコ観光をして帰ります。残り2日ですが、皆元気でアメリカを満喫して帰りたいと思います。

【管理人より】
 アメリカ短期留学の事前研修での彼らはアメリカに対する不安ばかりでした。しかし、現地での生活をしていくうちに、不安は自信や興味に変わっていったことでしょう。自然に学生間にも友情が生まれ、他国からの留学生との交流など、とても多くの経験ができたと思います。
 明日は最後のお楽しみのサンフランシスコ観光ですね。学生達も楽しみにしていると思います。はめをはずし過ぎない程度に楽しんできてください。  


第25日目 8月31日(木)


 今朝は早朝4時に起きました。オレゴンで迎える最後の朝はまだ街が寝静まっている中始まりました。そして5時に出発。エイミー、ケイトランが空港まで送ってくれ、私たち全員がゲートの奥に見えなくなるまで手を振ってくれました。本当に素晴らしいコーディネーター達であったと思います。

 空港では、最終目的地が日本である我々は国際線の規定で70ポンドまで預け入れ荷物が大丈夫なはずなのですが、それは荷物を2つに分けた場合であって、一つのスーツケースは50ポンドまでしか駄目だとカウンターで言われ、引率の二人以外のほとんどの学生がこの50ポンドに引っかかってしまいカウンターの前でスーツケースを広げてまるで「のみの市」でも始めるような光景になってしまいました。手荷物に詰め込んだり、バスタオルを捨てたりと悪戦苦闘しながら何とか全員がクリアして一路サンフランシスコに向かいました。 この時には、既に引率の我々はクタクタでした・・・・・。

 サンフランシスコに到着し、まず向かったのはツインピークス。高台からサンフランシスコの街を一望し、みな口々に「すげー!!」を連発していました。
ツインピークス ツインピークス2











 次に向かったのがゴールデンゲートブリッジ。あり得ないくらいに晴れ渡り、サンフランシスコ名物の霧が一切なく向こう岸まではっきりと見ることができました。霧が少ないのは、内陸と海岸沿いの気温差が少なく、秋の訪れを物語っているのだそうです。
 ゴールデンゲートブリッジを渡りサウサリートの街を散策し、昼食後は、学生の希望でサンフランシスコジャイアンツの球場を見に行きました。そして、ユニオンスクエアにて若干の自由行動。夜は中華街にて高級中華料理と、初めてのサンフランシスコを満喫しました。食後もホテルのプールで泳ぐなど大変充実した一日だったと思います。
ツインピークス ツインピークス2











 明日は午後から自由行動を予定しており、今頃学生達はどこに行くかの計画を立てています。少し心配でもありますが、この一ヶ月の成果を見るには楽しみでもあります。

【管理人より】
 今までの授業や勉強の毎日から開放され、学生達も観光を心から楽しんだようですね。オレゴンの街とはまた違うアメリカを満喫できたと思います。明日は学生達は想い出作りと買い物に励みそうですね。この一ヶ月で上達したであろう英語力を発揮して有意義な時間にしてくれることを期待しています。  


第26日目 9月1日(金)


 サンフランシスコ2日目にしてアメ短最終日の今日は、私の昨年からの希望であったアルカトラズ島に渡ることができました。 アルカトラズ アルカトラズ











 今まで遠くから眺めることしかできなかった監獄の島は、私の期待を裏切らない大変興味深いところでした。学生達も皆真剣に見て回っていました。

 1時間程度の見学の後、フィッシャーマンズワーフに戻り午後8時までフリーとしました。ユージンの慣れ親しんだ街での自由行動と違い、初めてのサンフランシスコでの自由行動であったため少し心配していましたが、皆それぞれの目的を果たして無事に戻ってきました。出発前に比べて、学生達が随分頼もしく見えました。この一ヶ月で確実に成長したのだと思います。
 私も2年連続引率させていただきましたが、昨年にも増して貴重な体験ができたと思っております。学生達にとってのこの一ヶ月は、日本で過ごす一ヶ月よりはるかに濃く充実したものであったはずです。日常の生活に戻っても、この経験を忘れることなく、ここで出会った仲間を大切にしていって欲しいと思います。

 長いようで短い1ヶ月でしたが、大きなトラブルも無く全員が無事に帰国の途につけることで私もほっとしています。たくさんの思い出を胸に帰ります。

【管理人より】
 一ヶ月はあっという間に過ぎてしまいましたね。アメリカという大地で学生達も多くのことを学び経験してきたことでしょう。共同生活をする中で今まで話したこともなかったであろう学生とも自然と仲間になることができたと思います。また、今までのアメ短では経験することができなかった他国の留学生とも交流ができました。学生達もやりとげた充実感で満たされているのではないでしょうか。この経験を今後の大学生活だけでなく、私生活や将来のために活かしてくれることを願います。
 引率者の梅田先生、森川さんも本当にお疲れ様でした。    



第1週(8/7〜12)第2週(8/13〜19)第3週(8/20〜26)|第4週(8/27〜9/3)

<<トップページへ