3つの大同魂 X棟建設に携わった先輩たちの座談会
西村 勇樹さん

西村 勇樹さん
Yuki Nishimura

工学部建設工学科建築学専攻を2002年3月卒業。
学校法人大同学園法人本部
総務部管財室勤務。

深谷 結衣さん

深谷 結衣さん
Yui Fukaya

工学部建築学科建築専攻を2018年3月卒業。
株式会社大林組名古屋支店所属。

掛札 知希さん

掛札 知希さん
Tomoki Kakefuda

工学部建設工学科建築学専攻を2004年3月卒業。
株式会社大林組名古屋支店所属。

X棟の建設に携わった3人の卒業生。「母校の一部をつくる」という稀有な機会に恵まれた3人は何を感じ、どのような思いを新キャンパス建設に寄せたのか。卒業生として、建設のプロとしての胸の内、また一人ひとりの思いに迫る座談会です。

section 01
母校の建設に携われる喜びを胸に

掛札さん:私と部下の深谷は、工事全体を取り仕切る「施工管理」を行いました。「工程管理」や「安全管理」、「品質管理」「原価管理」などを行い、高品質で効率的、安全な工事の実現のために力を注ぎました。

西村さん: 私は着工後のメンテナンスや完成後にキャンパスを維持していくための意見を出す役割を任せられました。「使いやすさ」や「劣化しないこと」に立脚して意見したので、みなさんとは目の付け所が異なり、その分、無理難題も要求したように思います。

深谷さん: それも、「新キャンパスを良いものにしよう」という強い思いからですよね。建設に携わったすべての人が同じ思いでした。私自身、入社後初めて現場担当として担当する現場で、とても気合が入っていました。

西村さん、深谷さん、掛札さんの画像
section 02
未来の大同人のためにこだわり抜いて

西村さん: 見どころとしては、やはり贅沢につくったDクロスモールの天井でしょうか。

掛札さん:一般的に天井は、天井ボードを張ったりするのですが、ここではコンクリート型枠になっています。通常なら長さ180cm×巾90cmの木の板を敷きならべるのですが、なんと、使ったのは長さ180cm×巾3cmの細い板! 細い木のラインが見えるようにという工夫ですが、本当に、職人泣かせでした(笑)。

深谷さん: Dクロスモールのエントランスにある木のルーバーも、学生さんたちが触って傷がつかないよう、本来では使用することはない固い性質のゴムの木を使用していたり、工夫した点をあげると、きりがありません。

西村さん: エレベーターや空調機械室をガラス張りにするなど、新キャンパス全体を生きた教材にするための工夫も数多くあります。

掛札さん:ほんとうに。私が15、6年建設業をやってきた中で、体験したことのない工法や仕上げが、このキャンパスにはたくさんあります。
学外に行かなくても、すぐ目の前に多様な仕上げや素材など「実物」があり、「本物」をふんだんに使っている、そのことは学ぶ上でとても意味のあることだと思います。

深谷さん: 私もここでもう一度授業を受けたい! (笑)後輩たちがうらやましいです。母校の建設に携わることができたことを、本当に誇りに思います。

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