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私が真顔で日本最高齢の宇宙飛行士になりたいと云うと、「子供の頃からの夢ですか」と聞かれることが多い。私がハッキリと宇宙飛行士を意識しだしたのは1982年のことであるから、40歳の時だ。年をとってからのハシカは重いというから、私の宇宙飛行士病は相当に重症なのかもしれない。
2002年の初夢、それは私が宇宙飛行士として、ロシアのロケットで、現在建設中の国際宇宙ステーションへ向けて飛び立つところで、惜しくも胃もたれで目がさめた。今年の正月はいつもの年ほど酒を呑まないのに酔いがまわるのがどうも早い。宇宙酔いと二日酔いは似た症状だ。早く本当の宇宙酔いをしてみたい。二日酔いでなくて。
以下は夢物語であり、フイクションであることをくれぐれもお忘れなく。