論理数学で「複数の命題の少なくともひとつが真なら真である」ことを表す論理演算をいいます。なんてことよりコンピューターでは「OR」とか「または」とか「||」と書いた方が早いでしょう。また、MIL記号で描けば下のようなものです。
論理和の和とは足し算の意味ですが、これは足し算なんでしょうかねえ。集合の大ききで考えても 0,1 で考えても和にはなっていないと思うんですけどね…。
それはさておき、論理和とセットになっているのが論理積で、これは「AND」ということですね。さらに否定、つまり「NOT」とあわせてこれら3種類の演算を使うとすべての論理演算が表せます。ただし、複雑な論理演算になると組み合わせ方はいろいろあります。そして、実際の演算回路にする場合を考えると、素子数を最少にするだの、結線が交差しないだのという条件が付いてきます。そのためにド・モルガンの法則やカルノー図のお勉強が必要になるのです。 --- Y.O. ---