Python(パイソン)は最近利用が増えているプログラム言語です。初期バージョンは1990年代に出ていますが,本格的な利用は21世紀になってからという新しい言語です。そのため旧来の手続き型だけでなくオブジェクト指向など様々なプログラミングスタイルに対応できると言われいます。
そして,使い勝手以上に特徴的なのはプログラムの記述にインデントが強制されるということでしょう。
インデントとは「字下げ」のことです。
つまり行の書きはじめをずらすことで,
この文章のように段落やまとまった文を見やすくすることができます。
とくにプログラミングではインデントを付けるのが常識
となっていますが,一般的にはなくてもエラーにはなりません。
でも,Pythonにおいてはインデントがないとエラー扱いされます。
別の見方をすると,インデントが一種の括弧の働きをしている,
ともいえるわけです。
したがって,無意識にインデントの習慣がつくことになります
インデント軽んずべからずです。
ところでPythonという名前の意味ですが,辞書で引くと「ニシキヘビ」となっています。でも本当は「Monty Python's Flying Circus(空飛ぶモンティ・パイソン)」で知られるイギリスの喜劇集団Monty Pythonから採られたというのが真相らしいです。Phthonの開発者が熱狂的なMonty Pythonのファンなのだそうです。ではMonty PythonのPythonの意味はというと,よく分かりません。いろいろな人がいろいろなことを言ってますが,大した意味もなく付けられたというところじゃないでしょうか。
--- Y.O. ---