ヘルプ

 ヘルプはコンピューターの使い方がわからないときなどに参照するメッセージ、あるいはそれを表示させるアイコンをさします。ヘルプとは「助けて」ということですから、これを使うときは困ってどうしようもないというときですよね。
 ところが、ヘルプは役に立たないというのが常識になってしまっています。ヘルプで確かに何か出てくるのですが、何が書いてあるかわからない、わからない言葉をさらに調べると全く関係ない話題が出てきたり…。結局、あれこれ試行錯誤して解決するというパターンが多いのではないでしょうか。
 そもそもコンピューターにヘルプ機能がついているということ自体、わからない人が大勢いるだろうという予測があるわけです。そんな機械はコンピューター以外にはあまりないでしょう。コンピューターはいろいろなことができる代償なのかもしれません。
 そんなヘルプに対するメーカーの態度というのは、ユーザーにとってとても重要なことです。製品の機能がいくら良くても使い方がわからなくてはお話になりません。それで、画面上でのヘルプでは埒が明かないときはメーカーに直接問い合わせできると嬉しいです。さすがに大企業の場合はヘルプデスクという部門を設けて、直接電話やメールで相談に乗ってくれます。でも、これは相当に人力と費用がかかることで、やっていることはローテクです。でも、直接人に聞くというのが究極のヘルプなんですよね。--- Y.O. ---



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