情報機器も持ち歩くようなものでは電源には電池を使うことになります。その場合、乾電池を使っていたのではコストがかさんでたまりませんね。そこで充電池になりますが、充電池にもいろいろな種類があります。代表的なのがニッカド電池。NiCdと表記されるようにニッケルとカドミウムを使っています。商品名ではカドニカ電池とも呼ばれます。
ちょっと前までは充電池といえばニッカドでしたが、その後もっと充電量が多いニッケル水素電池というのが出てきました。最近はさらに充電量を増やしたリチウムイオン電池が主流で、ニッカド電池は店頭から消えているようです。
でも、これまで大量に販売されたニッカド電池が家庭に残っているのではないでしょうか。そこで、問題になるのが処分の方法です。ニッカド電池に含まれるカドミウムは非常に毒性の強い物質で、かつての公害病(イタイイタイ病)の原因であったことでも知られています。乾電池とは別にして回収すべきなんですが、知らずに乾電池と一緒に廃棄している人も多いでしょう。しっかりと分かりやすい回収ルートを示してほしいものですね。 --- Y.O. ---