アトリビュート

 オブジェクト指向という考えが出てきてから、プログラム作りも以前とは随分変わってきました。オブジェクト指向というのはとても抽象的で説明が難しいのですが、オブジェクト(物)に注目して作業を進めましょうということです。そのとき、その物の特徴をアトリビュートといいます。
 たとえば物が文字であれば、大きさ、色、字体、装飾など。線なら、長さ、太さ、色というものです。日本語では「属性」と訳されますね。
 attributeは、与えるとか貢ぐという意味の tribute に at が付いた言葉です。英語の授業で苦労した人もいるでしょう。「結果を〜に帰する」とか「性質を〜にありとする」という難しい訳になります。後者の意味から、その物が持っている性質ということです。
 そのように難しい言葉だということもあって、代わりにプロパティ(property)という言葉を使うことも多いようです。プロパティは一般的には財産とか所有物という意味です。アトリビュートよりはなじみやすいかな?。--- Y.O.

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