ノード(node)は一般的には節点と訳されます。IT用語としてはネットワークにつながっているコンピュータやルータなどの機器を表すときに使います。しかし、具体的につながっている機器というより、ネットワークのつなぎ目という意味合いが強いでしょう。これ以外に電話局でもユーザーがアクセスするところをノード局といったりもします。
ネットワークはよく点と線で表しますが、そのときの点がノードということになります。ノードとノードをつなぐ線はリンク(link)と呼ばれます。
英語のnodeには植物の根や茎の瘤(こぶ)や節という意味もあります.それから体のなかのリンパ節はlymph nodeと言います。これもリンパ管で節のようになっている部分です。
さらにnodeの語源を遡るとノット(knot)と同じラテン語にたどり着きます。ノットというと船の速さで時速1海里を表す単位ですが、もとはロープに一定間隔で結び目をつけて1海里の距離を測ったことからきていると言われています。そういえばネクタイの結び方にも〜ノットというのがありますね。 --- Y.O. ---