マウスのボタンを押したまま動かすことをドラッグといいます。ファイルの移動などでは、目的の場所までドラッグした後ボタンを離すこともあわせてドラッグ&ドロップといいます。たしかに力を抜くと持っていたものが落ちるというのは、現実の感覚と似てますね。また、描画ソフトなどでは範囲指定や図の移動、あるいはフリーハンドでの線描などドラッグには様々な使い方があります。
普段なにげなく使っているドラッグですが、最初はうまくできなかった人もいるでしょう。ファイルのコピーで、ついボタンを離してしまい関係ないフォルダにドロップしてしまった、という経験はありませんか。
ドラッグはキーボードとの組み合わせで行うこともあります。たとえば、描画でShiftキーを押しながらのドラッグは、正方形や正円あるいは縦横比固定の拡大に使います。ほかにも右ボタンでのドラッグもあったりで、ドラッグの使い方も覚えきれないほどです。
なお、ドラッグ(drag)とは引きずるという意味で、薬のドラッグ(drug)とは関係ありません。 --- Y.O. ---