英語ではextension。ファイル名の最後にピリオドに続けて付ける3文字程度の文字列のことです。たとえば、readme.txt の txt とかinstall.exe の exe がそれです。拡張子は txt ならテキストファイル、exe なら実行ファイルというように、ファイル名を見ればその素性が大体分かり、Windowsでは積極的に使われます。
拡張子の始まりはUNIXと思われますが、UNIXでは拡張子とプログラムの対応が絶対というものではありません。Windowsのように拡張子とアプリケーションを結びつけるようになったのはCP/M(初期のパソコンのOS)が最初だと言われています。それをMS-DOSが受け継ぎ今のWindowsに至っています。しかもMS-DOS時代の拡張子は3文字までという制限まで引きずっています。今は4文字以上でもいいのですが習慣的に3文字にすることが多いのです。
しかし3文字というのはやはり無理があるでしょう。拡張子の取り合いや拡張子の競合が起こっています。某有名ワープロのようにヴァージョンが変わるごとに拡張子を変えるというのは贅沢といわざるを得ません。
ところでマックOSでは拡張子を使わないことが多いのでWindowsユーザーとの間でトラブルが起こることがよくあります。またWindowsでもファイル名表示で拡張子を隠すことがあります。拡張子については賛否両論あるところですね。 --- Y.O. ---