井原 禎貴 教授 [Tadayoshi IHARA]

プロフィール

学歴
平成9年 京都大学工学部機械工学科 卒業
平成11年 京都大学大学院エネルギー科学研究科修士課程エネルギー変換科学専攻 修了
平成14年 京都大学大学院エネルギー研究科博士後期課程エネルギー変換科学専攻 単位取得満期退学
平成16年 京都大学博士(エネルギー科学) 取得

学位
博士(エネルギー科学)

現在までの経歴
平成15年 京都大学 エネルギー科学研究科 研究員(COE)
平成16年 岐阜大学工学部 着任
平成25年 Lund大学(スウェーデン) 客員研究員
平成27年 大同大学工学部 着任

現在の研究テーマ

燃焼工学関連、とくに内燃機関(自動車用エンジン)の効率向上と排気浄化に関する研究(部分予混合燃焼の現象解明と制御手法の確立、熱励起触媒による排気浄化)を行っています。また、学生フォーミュラ用エンジンの燃料map適合や熱力学教育用教材の開発など、熱と燃焼に関することなら何でもやってます!

研究テーマの魅力

学生時代はディーゼル噴霧の自着火および燃焼に関して、実験とシミュレーションの両面から研究をしていました。ディーゼルの長所をもっと活かしたらどうなるのだろうか、と言うところから現在の研究が始まりました。エンジンは多々ある機械の中でも、熱エネルギーを運動エネルギーに変換して他の機械に供給するのを目的とする特別な機械、いわば「機械の中の機械」です。エネルギーの有効利用と地球環境の保護という社会貢献の意味もありますが、やはりエンジンは研究対象として「おもしろい」です。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

大学はゴールではなく、通過点です。在学中にどれだけいろんなものを吸収したかが、その後の人生を大きく左右します。社会人になってからはなかなかできないようなことに、是非チャレンジしてください。長いようで短い4年間、通過点とはいえ、精一杯楽しみましょう。

受験生へのメッセージ

大学はゴールではなく、通過点です。と言いながら、私も高校時代はあまり深く考えずに進路を決めていました…。それでも、入学したら終わりではなく、「大学生になって何かに打ち込んでいる自分」を想像して、進路選択や受験勉強を進めてください。大学生活は、これまでの人生と比べてずっと大きな「自由と責任」を得られる、密度の濃い4年間です。