山田 雄太 教授 [Yuta YAMADA]

プロフィール

学歴
平成2年 日本体育大学体育学部体育学科 卒業
平成11年 東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系身体運動科学修士課程 修了
平成17年 東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系身体運動科学博士課程 満期退学

学位
学術修士

現在までの経歴
平成11年 全日本男子バレーボールチームデータアナリスト
平成13年 日本体育大学運動生理学研究室助手
平成20年 中京大学体育学部助教

現在の研究テーマ

映像刺激装置の開発、映像刺激装置を用いたバレーボールのブロックにおける反応時間に関する研究、バレーボールにおける水平方向の移動距離に関する研究、ヒト骨格筋における伸張性最大筋力の測定に関する研究、ヒト肘関節屈筋を対象とした最大短縮速度に関する研究など

研究テーマの魅力

映像刺激装置を企業と共同で開発した。この装置とマット型センサー、ボール型センサーなどを組み合わせ、さまざまな場面におけるフィールドテストを作成している。実際の試合時に近い環境でフィールドテストを行うことで、今まで感覚でしかわからなかった技術やスピードなどを数値化し、練習に役立ててパフォーマンスを向上させる事ができる。このように研究と現場を橋渡しする事ができるとても魅力あるフィールドである。

MESSAGE

私は闘病生活で心室細動を起こし、AEDで助けられた経験があります。この経験をもとに学生に日々健康である事の大切さを訴えています。また、健やかに過ごすための知識を講義の中で伝えています。

在学生へのメッセージ

スポーツや身体を通じて今後の社会で役立つことを伝えたいと日々、活動しています。大学4年間を実りあるものにするために、さまざまな分野のエキスパートの門を勇気をもって叩いてください。大学には自らを飛躍させる種が転がっています。是非、自分の将来に向けた情報のアンテナを広げ、一歩踏み出しましょう!

受験生へのメッセージ

私自身が大学でかけがえのない出会いと経験をしました。具体的には研究者としての一歩目を踏み出す、きっかけを作ってくれた先生方と巡り会うことができました。また、大学在学中にユーラシア大陸をオートバイで横断したのですが、そのきっかけを作ってくれた先生とも出会うことができました。大学はこのようなかけがえのない出会いが多く転がっている、希望に満ちた場所であると思います。