桐山 岳寛 講師 [Takehiro KIRIYAMA]

プロフィール

学歴
平成15年 東京学芸大学 教育学部 美術科 卒業
平成26年 英国レディング大学大学院 インフォメーション・デザイン研究科修士課程 修了

学位
Master of Arts in Information Design (University of Reading)

現在までの経歴
平成23年 モンゴル国立工業美術学校 グラフィックデザイン科 着任
平成27年 桐山岳寛グラフィックデザイン室 主宰
平成31年 大同大学 情報学部情報 デザイン学科 着任

現在の研究テーマ

インフォメーション・デザイン。複雑な情報や手続きを分かりやすくシンプルにするためのデザイン理論です。私は、とりわけビジネスや教育現場におけるプレゼンテーションや資料提示の効果的方法の研究をグラフィック・デザインの観点から進めてきました。

研究テーマの魅力

デザインの見せ方を少し変えるだけで、受け手の理解度が大きく高まることがあります。インフォメーション・デザインは、サービスの満足度や製品の安全性向上など、大量情報時代に発生する様々な社会的ニーズに応えるための新しいデザイン分野として発展してきました。印刷物や映像だけでなく、公共サインや機器のインターフェース、スマートフォン・アプリケーションなど様々な領域にこの理論が応用されています。ビジネスシーンや教育現場においても、この知見やスキルへのニーズは大きく、新たなコミュニケーション技術として注目されています。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

「自分が何をしたいのか、まだよくわからない」と悩んでいませんか。夢とか目標は、そんなに簡単に決められるものではありませんよね。しかも、成長につれて心は変化していきます。私も30歳を過ぎてから新たな分野を学ぶために大学院へ進学しました。人生は一度きりですが、様々なことができます。悩みつつ、そして、ずっと挑戦を続けてください。

受験生へのメッセージ

人工知能の発達が、私たちの仕事を奪うかもしれないというニュースを耳にしたことはありますか。実際に少しずつ、それは現実のものとなっています。でも、焦らないでください。人と人とのコミュニケーションの力をきちんと培っておけば、大きな社会変化にもきっと対応できます。どんな分野を選ぼうと、それはきっと変わりません。