原田 昌明 講師 [Masaaki HARADA]

プロフィール

学歴
平成11年 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
平成15年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了

学位
修士(芸術)

現在までの経歴
映像を主としたフリーランスのデザイン制作業、非常勤講師などを経て、
平成27年大同大学情報デザイン学科に着任しました。

現在の研究テーマ

CG、モーショングラフィックスやインタラクティブコンテンツを活用した体験の創出をテーマとしています。
プロジェクションマッピングやVR、AR、それらを活用したゲームなど、コンテンツのアウトプット手段は今後も変化していくと思います。そのような技術を視聴者の新たな体験を演出するためのツールとしてどのように活用できるか、新しい表現手段も積極的に取り入れながら制作しています。

研究テーマの魅力

テーマに向けた作品制作をする上で、アナログ的なモノづくりの部分(切ったり、貼ったり、削ったり)と、コンピュータを組み合わせて創造していく部分の両方のスキルを大いに活用できるところが魅力だと思います。
手段自体がテーマではないので、作品の形態が制作のたびに変わっていったり、抽象的でわかりにくくなることもありますが、言葉でうまく説明できないけれどなぜか心惹かれることがあるのもまた事実だと思います。
いつも新しい表現に目を向け、時には異なる得意分野をもつ方々と共同で制作できること、またそのようにして創り上げた作品で見る人を感動させられるのは、表現について研究するものの醍醐味ではないかと思います。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

デザインだけに限りませんが、なぜそれを作るのか「目的」と、どのようにそれを作るのか「手段」について、バランス良く考えていくことがとても大切だと思います。
目的は手段に比べて、成長していることが自覚しにくいので大変かもしれません。
大学生活の中で、広い分野に目を向けていくことが必ず役に立つと思います。

受験生へのメッセージ

多様なメディアやコンテンツが、身近にある時代に生まれ育ったみなさんは、私たちよりもすぐれた感性を持っていると思います。ただ、その感性も、何もしなければ活かすことは難しいのではないでしょうか?。いろいろな視点から自分の可能性を見出すことのできる環境が、大同大学にはあります。多少の失敗は気にせずどんどん自分を試して、なりたい自分に向かって邁進してもらえたらと思います。