德納 一成 教授 [Kazushige TOKUNO]

プロフィール

学歴
昭和54年3月 九州大学工学部卒
昭和56年3月 九州大学大学院修士課程修了
昭和60年3月 九州大学大学院博士後期課程単位取得の上退学 (昭和63年2月工学博士(課程博士)取得)

学位
工学博士

現在までの経歴
昭和60年4月~平成24年3月 新日本製鉄株式会社 (ニューヨーク事務所、技術開発企画部等)
平成24年4月 大同大学工学部機械工学科教授
平成29年4月 大同大学理事・副学長(工学部機械工学科教授兼任)
現在に至る

現在の研究テーマ

・面心立方晶金属の加工硬化機構の解明
・マルテンサイト系鉄鋼材料の水素脆化機構の解明
・高力アルミニウム合金の疲労破壊プロセスの解明

研究テーマの魅力

社会基盤を支える「構造材料」の主役である「金属材料」を真摯に見つめ直し、その「強度特性」における未解明分野解明に挑戦しています。透過型、走査型電子顕微鏡に加え、原子間力顕微鏡などを駆使し、「木を見て森を見ず」ということが無いよう、繊細・緻密且つ大胆な発想を得ることに努めています。

MESSAGE

年齢とともに、「モノ」や「コト」の「本質」を見極め、それらを単純化して考えることの重要性を今さらながら痛感しております。特に、「失敗」にこそ「本質」が潜んでおり、どれだけ「失敗」したかで勝負が決まると言っても過言ではありません。若い人にはたくさん「失敗」してもらい、そしてそこから立ち直ってもらいたいと思います。

在学生へのメッセージ

学園は学生のためにあります。二度と帰ってこない学園生活を公私ともに精一杯満喫してください。そして、自分の子供たちに誇れるような学園生活を送ってください。

受験生へのメッセージ

IT社会となり、さらに電気自動車の台頭などが予測される今日ですが、「モノ」が無ければ社会は成り立ちません。大同大学では、「モノ」を作る「製造業を」支える人材を輩出します。