学歴
平成8年 名古屋工業大学工学部知能情報システム学科 卒業
平成10年 名古屋工業大学大学院工学研究科電気情報工学専攻博士前期課程 修了
平成13年 名古屋工業大学大学院工学研究科電気情報工学専攻博士後期課程 修了
学位
博士(工学)
現在までの経歴
平成13年 名古屋工業大学工学部/大学院工学研究科 助手
平成15年 名古屋大学大学院情報科学研究科/未来社会創造機構 助手・助教・特任准教授
平成30年 大同大学情報学部情報システム学科 准教授
「運転行動情報処理」という研究に取り組んでいます。多くのドライバの様々な運転データを集め、ディープラーニングなどの機械学習を用いて運転の安全性を診断したり、危険な運転を検出したりする手法を研究しています。また、ドライバの運転操作の仕方や危険の感じ方などの違い(運転の個性)を理解し、個人に合わせた運転支援を行うことを目指しています。
ペダルの踏み方、カーブの曲がり方、車間のあけ方、車線変更のタイミング、運転中の視線の配り方など、運転の仕方はドライバによって様々です。また、運転中や同乗中にどのように危険を感じるかも人それぞれです。たくさんの人の運転データを分析していると、運転は人によってこんなに違うのかと驚きます。また、運転中には、運転操作量、視線、生体信号、自車や周辺車の位置や挙動、道路形状など、多種多様のデータを記録できます。「運転行動情報処理」は、どのデータをどのように組み合わせたら目的が達成できるのかを考えることができる、大きな可能性を秘めた研究テーマです。