藤井 浩明 教授 [Hiroaki FUJII]

プロフィール

学歴
平成9年 早稲田大学 社会科学部 社会科学科 卒業
平成16年 名古屋市立大学大学院 経済学研究科 日本経済・経営専攻 修士課程 修了
平成21年 名古屋市立大学大学院 経済学研究科 日本経済・経営専攻 博士課程 修了

学位
博士(経済学)

現在までの経歴
平成24年 名古屋産業大学 環境情報ビジネス学部 准教授 着任
平成28年 金沢星稜大学 経済学部 経営学科 准教授 着任
令和3年 大同大学 情報学部 総合情報学科 教授 着任

現在の研究テーマ

日本企業における業績連動型ボーナスの実態とその影響、欧州の従業員代表制度の機能と生産性に対する効果、1950年代から1960年代における日本の労働組合の産業別単一組織化構想、2000年以降の日本の賃金交渉などについて研究しています。

研究テーマの魅力

企業における人事管理や労使関係を研究対象としています。雇用労働は現代社会を構成する重要な要素であり、また多くの人にとって働くことは生活の糧を得るための重要な手段となっています。人事管理や労使関係は多くの人にとって身近なテーマでありますが、それらの内容を規定する経済的な合理性や歴史的な形成過程については依然不明な点があると考えています。現代社会の根幹である雇用労働に関する制度や慣習を分析することで、我々が生きる社会全体の仕組みを明らかにできるのではないかと考え、研究に取り組んでいます。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

No pain, No gain
簡単に成し遂げられることに価値はありません。苦労して得られることにこそ価値があり、困難を乗り越えることで人は成長します。無難にこなすことだけを考えるのではなく、あえて困難に立ち向かえる勇気を持ってください。

受験生へのメッセージ

高校までは与えられた問いに対して正解を導き出すことが学びでした。そのためには、正解を導く方法を覚えたり、正解そのものを暗記したりする必要もありました。一方、大学での学びには正解がないことが多々あります。また、自身の関心に従って問いを設定することもあります。これは大変難しいことですが、挑戦しがいのある学びが大学にはあります。