学歴
2006年（平成18年） 九州芸術工科大学 芸術工学部 音響設計学科 卒業
2008年（平成20年） 九州大学大学院 芸術工学府 芸術工学専攻 博士前期課程 修了
2015年（平成27年） 九州大学大学院 芸術工学府 芸術工学専攻 博士後期課程 修了
学位
博士（芸術工学）
現在までの経歴
2013年4月から2016年3月 Malaysia Japan Higher Education Program in University of Kuala Lumpur Lecturer
2016年4月から2020年3月 東洋大学理工学部電気電子情報工学科 助教
音に興味があります。例えば、有名なコンサートホールの響きを自室で再現したり、薄型テレビの音に関係することや音楽データの圧縮方法、文化的なところでは将棋の駒音にも最近では興味があります。
さらには、家庭内の電源コンセントで繋がっている電力線を使って通信する電力線通信についても研究しています。
音は音楽となり、または情報を伝達し、時に騒音となります。そのような現象を予想し、シミュレーションで確認し、実際に耳で聞いて体験する、この繰り返しが面白く研究に魅力を感じています。これは音に限らず研究者にとって最も生きがいを感じる瞬間です。電力線通信については、電源コンセントは家の中に必ずあり、家電は電源コンセントに挿して使用します。つまり、家電は電力線を通じて同じネットワークに繋がり通信し、各家電の情報を共有・活用できます。そのための通信品質も重要でしょう。音情報も含め情報を共有することで今までにない世界を創造できると思っています。