学歴
昭和62年 早稲田大学理工学部金属工学科 卒業
平成元年 早稲田大学大学院理工学研究科 資源及材料工学(材料)専攻 修了
学位
修士(工学)
現在までの経歴
平成元年 日本放送協会入局
番組ディレクター・プロデューサーとして、教育番組・科学ドキュメント・アニメーション番組などを制作。
その後WEBサイトプロデューサーとしてNHKの2020東京オリンピック・パラリンピックサイト等の制作を手がける。
令和3年 株式会社NHKエンタープライズ入社
主に動的なWEBサイトのフロントエンド、バックヤードの設計を手がける。
令和5年 大同大学 情報学部 情報デザイン学科 着任
「映像やWEBでの表現について」をテーマに、新しい技術を使って演出の幅を広げる「新しい表現」について考え実践していきます。
視覚や聴覚を用いたコミュニケーションは、技術の発展とともに情報をより早く、より広く、より深く伝えられるように進化してきました。情報の送り手の立場から、コミュニケーションの核になるメッセージの明確化(構成、映像制作、演出等)とコミュニケーションメディアの特性(パッケージなのかWEBなのかストリームなのか)を生かした表現を追求していきたいと考えています。
1877年にエジソンによって蓄音機が発明され時間軸を伴った聴覚表現の記録再生が可能になり、1895年の映画の発明で視覚表現も記録再生ができるようになりました。1906年のラジオ放送、1926年のテレビを経て、1980年代後半のInternetの誕生やCG技術の発展などによって、誰もが「映像音声を用いた表現やコミュニケーション」「WEBなどを使った双方向の情報伝達」を行うことが可能になりました。
このように新しいメディアの登場や新しい技術の進展は表現の幅を広げます。演出や双方向性といった「どう伝えるのか」を対象とした表現技術だけではなく、「何を伝えるのか」という表現目的の変容をももたらすと思います。先端の映像技術、CG技術、ネットワーク技術を見据えながら、視覚・聴覚表現に自分らしさを盛り込んでいく。このダイナミック感に痺れます。