横山 弥生 教授 [Yayoi YOKOYAMA]

プロフィール

学歴
昭和58年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科  卒業

現在までの経歴
昭和58年 学校法人ACC藝術学院青山CGスクールメロン 入社
平成5年  トキワ松学園横浜美術短期大学(現横浜美術大学) 造形美術科 着任
平成13年 大同工業大学(現大同大学)情報学部 着任

現在の研究テーマ

数理的手法を応用したデジタルアート&デザインの基礎研究
テーマの概念は非常に広義で、コンピュータというデジタル機器を使う上で最もその特徴を生かせるComputer Generated Imagery(CGI)やGenerative Artについての研究を行っています。この分野はデジタルが生み出すかたちに直結しますので、かたちの美しさを突き詰めることができ、それが現在所属するプロダクトデザインに生かされていると思います。

研究テーマの魅力

アートやデザインの世界は何が正しくて何が間違っているという境界線がありません。しかし、時代が変われば表現の仕方も変わり、デジタル機器を使う最も面白いアート&デザイン表現がこのCGIというものです。人工と自然の中間のような有機的な表現を思わせる何かが日常に使うプロダクトデザインの中に生きている実感があります。デジタルによるアートとデザインの繋がりや一体化がこの研究の魅力です。また、その他に国内での地域連携によるデザイン提案と開発、海外でのアートやデザインの参加など様々なプロジェクトにも参加しています。

好きな言葉

「継続は力なり」
好きなことは続くし、嫌いなことは続かない。「継続は力なり」は日常でよく聞く単純な言葉ですが、継続や努力の差は大きく、それがその人の力となります。いつかきっと花開くためには好きなことを継続してやり続けることが大事であると心の底から思います。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

長い人生の中で大学生活は一瞬です。その一瞬をどう使うかで今後の道も広がります。私は国内外の様々なプロジェクトを仕掛けていますが、ぜひ参加してください。きっと何かがつかめると思います。また、美的感覚を養うために本物に触れ、美しいモノを感じ取る感性を磨きましょう。本物に出会う感動を、鳥肌が立つような心が震える体験は人から与えられるものではなく、自分から探し出し足を運ぶものです。

受験生へのメッセージ

大学での体験と友人、先輩、教員たちとの繋がりが新たな一歩を踏み出せるチャンスです。今までの人生で苦しい思いをした人もいるでしょう。でも、大学は自らの行動によって多くの感動や楽しみが得られる自由な場です。殻を打ち破り、積極的に何かに参加して見てください。大同大学のデザインは、他の大学とは異なった実学をベースにしたものです。卒業後社会に出た時にそれが生きる教育を目指しています。