学歴
平成5年 東京理科大学理工学部電気工学科 卒業
平成7年 東京理科大学大学院理工学研究科電気工学専攻 修了
平成21年 広島大学大学院先端物質科学研究科半導体集積科学専攻 修了
学位
博士(工学)
現在までの経歴
平成7年 株式会社豊田中央研究所 入社
令和6年 大同大学電気電子工学科 着任
電気自動車が発生する電磁ノイズ(周波数の高い電流、電圧や電磁波)の発生原因を調べ、抑制する研究です。一般に電気製品の性能が上がると、電磁ノイズは増え、製品に悪影響を与える恐れが出てきます。性能向上と電磁ノイズの抑制を両立し、快適な生活を実現します。
かつて電磁ノイズ計測は、「測るたびに結果が違う」「人が近づくと変わる」など難しいと言われ、「お化け探し」などと表現されることもありました。しかし計測対象、環境を整えると、オームの法則など電気の法則に見事に当てはまってきます。近年は製品の高性能化によって、電磁ノイズの計測や抑制がますます難しくなっており、新たな発想での「お化け探し」、「お化け退治」が必要です。知恵を絞って仮説を立て、シミュレーションで結果を予測し、実験で検証まで持っていく、という研究の正攻法がピタリとはまる(こともある)のが魅力です。