新・日々雑感(文庫)

2006.8.1 〜 2006.8.31
 

■ 2006/08/31 (Thu)  成績配付日

今日と明日は、学生が前期の試験結果通知書を取りに来る。
 

■ 2006/08/30 (Wed)  父の磁石

研究上必要があって「希土類永久磁石」(俵好夫、大橋健著)という専門書を読んだ。著者のひとり俵好夫氏は、歌人・俵万智さんの父上である。

代表的歌集「サラダ記念日」のなかに、次の作品がある。

ひところは世界で一番強かった父の磁石がうずくまる棚
 

■ 2006/08/23 (Wed)  炎暑

炎暑。
明日はもっと炎暑らしい・・・
 

■ 2006/08/22 (Tue)  雷

今日も、暑い日だった。
夕立とすごい雷。
 

■ 2006/08/06 (Sun)  JAEA/花火

昨日、名古屋からJAEA(東海村)まで。車で移動。早朝の出発で8時間かかった。
夜は花火をみた。

俵万智さんの短歌に、こういうのがある。

はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり
 

■ 2006/08/04 (Fri)  猛暑

猛暑・・・炎天下という言葉は今日のような日のためにあるのだろう。外をしばらく歩くと、頭がボーっとする。35℃。明日は、36℃の予報。
 

■ 2006/08/03 (Thu)  今ほど

標準語だと思って使っていた言葉が、実は方言であった・・・なんて経験は誰でも一度はあるのではないかと思う。私にとっては、「今ほど」というのがある。この言葉を二通りの遣い方をしていて、数年前まで両方とも全国標準と信じていた。二通りとは、たとえば、
(1) 今ほど、辛いときはありません。
(2) 今ほど、Aさんから電話がありました。
前者は標準語としての遣い方であろう。(2)は一般的な使い方ではないようだ。意味としては、「ただいま」、「たった今」とか「今しがた」ということである。私は長らく標準語だと思ってきた。あるとき、友人への電子メールで「今ほど(2)」を使い、博多出身の受信者に意味を質され、方言ではないかと指摘された。そこで、思いおこしてみた。どこで覚えた言葉だろう?そうだ、父がしょっちゅう遣っていた・・。父は生まれ故郷を一度も離れることのなかったひとだ。そうか。父から受け継いだ方言だったのか・・・。
 以上は数年前のこと。最近、この「今ほど」に出会った。野口英世が友人に宛てた手紙が小説「遠き落日(渡辺淳一著)」に引用されているのだが、そのなかに見つけた。この小説、映画にもなった(観てないが)。野口英世は福島県会津の出身だ。私の生地は磐越西線で会津若松と直接つながり2時間ほどで行くことができる。
 「野口英世アフリカ賞」なるものができるというニュースを、つい最近きいた。
 

■ 2006/08/01 (Tue)  葉月
今日から八月。葉月ともいう。葉おちる月で、葉月なんだそうだ。もう秋か・・・もっとも旧暦の八月のことを葉月というらしいが。
 
 

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