新・日々雑感(文庫)

2006.12.1 〜 2006.12.31

■ 2006/12/30 (Sat)  年の瀬

瀬とは、「川などの浅くて徒歩で渡れるところ」、「水流の急なところ」ということ(広辞苑)。とすると、年の瀬は、旧い年から新しい年に渡っていく・・そこは慌しい状況・・ってくらいの意味か。
 

■ 2006/12/29 (Fri)  初雪

朝、初雪。
うっすらとだが、雪化粧。
 

■ 2006/12/25 (Mon)  論文原稿

論文原稿がH大のM君から届いた。地球科学的試料のメスバウアー分光分析の結果と考察が含まれる。測定と解析のお手伝いをした。ざっとみたところ、とてもしっかり書かれている。期待できる若手だ。
 

■ 2006/12/23 (Sat)  エアギター

エアギターってどんなギターだろう、と一ヶ月くらい前から思っていた。新聞の小さな記事、お笑い芸人のひとりがエアギターのコンクールで世界一になった、というのを見つけて以来。空気の流れを利用した特別の共鳴音響でも出るのだろうか??・・・とか考えていたのだが、TVニュースで実体がわかった。おもしろいことをやるひとたちがいるものだ。
 

■ 2006/12/22 (Fri)  授業修了

年内の授業が終わった。
 

■ 2006/12/19 (Tue)  何を理解していないかを知る

「何かを教えるってことは、知識を与えるということではなく、相手が何を理解していないかを知るってことなんですね」 ある本で、つい最近見つけた。料理本の編集者の仕事上の実体験から出てきた思いのようだ。至言である。言われてみれば当然のことだが、常に意識しておくべきことなんだろうな。
 

■ 2006/12/18 (Mon)  破砕工場

先日、大江破砕工場に行ってきた。電化製品などの不燃粗大ゴミの処理には苦労する。きちんと手続きをすると有料で受け取ってくれるのが、名古屋市のこの破砕工場。車に粗大ゴミを積んで、工場の受付ゲートで車体重量を測定する。そのまま工場内に車を進め粗大ゴミの投入口まで行く。「ここへ捨ててください」という係員の指示のもと自力で投入口(投入穴)に落とし込む。長年愛用の物品はこの段階でドッカン・ガッシャと破砕されるが、さらなる徹底した破砕プロセスのためにコンベアで奥に運ばれていき、さよならとなる。その後、再度車体重量測定をして、入構の際の測定値との差が持ち込み粗大ゴミの重量となり、kgあたり20円の料金を支払う。
見学コースも設けられていた。破砕の現場も見ることができるのだろう。いつか来てみようと思った。
 

■ 2006/12/17 (Sun)  キャベツ

近所の散髪屋さんのS藤さんとは十年来のお付き合い。床屋さんが情報通・博学で話好きなのは江戸時代からの伝統らしいが、この方もその例にもれぬ。

キャベツダイエット、効果があるようだよ、とのこと。食事の前に・・っていうか・・第1段階として生キャベツを1/6個摂取するというもの。3食毎回でなくても良い。キャベツは嫌いじゃないし、今年は豊作だというし、やってみようかという気になった。キャベツだけしか食べないというわけでないところが良い。
 

■ 2006/12/16 (Sat)  冬の鬱

鬱は春先のものかと思っていたら、冬場にも用心したほうがいいのだとか。日照時間が少なくなるための生理的影響であるらしい。過眠、過食が併せて出るという。後者は思い当たらないわけではないぞ。食欲の秋と思っていたが・・。ということで、この季節の日向ぼっこは大切なのだ。幸い、職場の部屋は東向きの三階で日当たりはとても良い。天気の良い日中は暖房はいらない。ブラインドも上げておくことにしよう。気持ちよくて過眠になるのが心配か・・
 

■ 2006/12/15 (Fri)  オレンジ郡のオレンジ

He grows oranges..「ドンのおとうさんは、オレンジを作っている」と言ったら、イギリス人のポスドクのニールが、ゆっくり正してくれた。「オレンジは、育てるものではない。オレンジは自分で育つものだ、Oranges growと言うのだよ、ヨウイチ」 カリフォルニア州オレンジ郡の大学の研究室の友人がランチタイムの雑談で教えてくれた。これは、もちろん英語の使い方の話・・

今は昔、でも鮮明に憶えている十数年前の一コマ。

オレンジは自分で育つのだ。育てるのではない。ドンのお父さんはオレンジの育つのを助けている・・ということ。

それは、大学で教えることに、つながっている?・・・それは、きれいごと?・・・みんな、悩んでいる。
 

■ 2006/12/14 (Thu)  なでしこジャパン

未明ドーハのアジア大会の、なでしこジャパンと北朝鮮の金メダルをかけた女子サッカー決勝戦をライブでみた。実力は明らかに北朝鮮のほうが格段上、と素人目にもわかった。でも、なでしこ、大善戦。PK戦までもつれこんだ。ここで力尽きた・・・よくがんばった・・と思った。
 

■ 2006/12/06 (Wed)  満月

海老満月という煎餅が好きだったが、今でもあるだろうか?今宵の満月をみて、ふと、思いだした。
 

■ 2006/12/05 (Tue)  「喪中につき」

年賀状を書く季節になった。「喪中につき」の出だしで始まる葉書が届くのもこの時季。年々、この葉書の数が増えている。親を見送る世代になってきたということか・・2年前、自分も出した。
 

■ 2006/12/03 (Sun)  模擬試験

大学は今日河合塾の模擬試験だった。日曜日、教室を提供している。聞けば来月のセンター試験のためのもので2日分を1日でやるので、朝から夜までタイトなスケジュールらしい。
 

■ 2006/12/01 (Fri)  見えない指輪

映画「Always 三丁目の夕日」をようやくみることができた。何回も涙が出そうになった。
見えない指輪をはめてもらい裸電球にかざすヒロミ、哀しくも美しかった。

ビックコミック連載の西岸良平の「三丁目の夕日」は、大学生のころ愛読していた。昨年「Always 三丁目の夕日」が封切られ話題になったとき、「ライブで、原作を読んでいた世代だ」と若ものに自慢(?)した・・・。ところが、最近実験出張で行った東海村の食堂で夕食を待つ間に眺めていた週刊漫画雑誌に「三丁目の夕日」があった。えっ、まだ続いていたのか・・。映画は好評で、来年続編がつくられるとのこと。たのしみだ。
 
 

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