新・日々雑感(文庫)

2007.1.1 〜 2007.1.31

■ 2007/01/31 (Wed)  シドニー・シェルダン

訃報。シドニー・シェルダン。享年89歳とのこと。

イングリッシュ・アドベンチャーという英語/英会話学習のプログラムで出会った作家。オーソン・ウエルズの朗読する「The Chase」という教材のための書き下ろし冒険活劇ストーリーがはらはらわくわく面白く何回も繰り返しテープを聴いた。英会話はまったく上達しなかったが・・

その後、「ゲームの達人」を始めとする作品がTVドラマ化されたり、「超訳」なる和訳本が出版されたりした。これらにも嵌った。

20年くらい前のはなし。
 

■ 2007/01/30 (Tue)  ビスタ

ウインドウズ・ビスタが発売された。多くのウインドウが3次元的な見かけ映像で、同時に表示されるらしい。ビスタはvistaでもともとはイタリア語だそうだ。「ヴィスタ」か?viewという意味とのこと。

昔、タートルロック・ビスタという名前の集合住宅に暮らしたことがある。亀の形をした大きな岩が近くにあった。体長20?30mだったように憶えている。よく亀の甲羅に寝転がり、空を眺め考え事をした。
 

■ 2007/01/28 (Sun)  急ぎ、いくつ

たまたま目にとまったテレビの一コマ。「ひとこと(ひとくち?)英会話」なる番組。
何かものを頼んで、「急いでいませんので」というとき、“I am in no hurry"、逆に「急いでます」では、“I am in a hurry"ということだった。
 hurryは名詞でつかうときは、数えられるんだ、と驚きの発見。名詞にaを付けるかどうか、英文を書いているときよく悩む。明日は、いくつの「急ぎ」があるだろうか。
 

■ 2007/01/27 (Sat)  春の風物詩

昨日今日と大学入試。みんながんばってほしい。

暖冬という。もうすぐ、花粉と黄砂が飛び交うのだろう。
 

■ 2007/01/25 (Thu)  豚年

今年は亥年であるが、韓国では豚年だそうである。中国もそうであるようだ。猪も豚も似たようなものかも知れないが。
 

■ 2007/01/23 (Tue)  平成19年=昭和82年

老化現象の始まりだろう。年が改まって一月近くもなろうとするのに、ときどき「今年は何年だっけ?」と考える。情けない。「平成19年、2007年」と書いたメモ(小ポスター)を作成し部屋に張り付けた。

中学生のとき、期末試験前に「I, my, me」、「she, her, her」などと書いて張ったのと同じ発想・・・。

 しばらくして(数分して)思いつき、「平成19年(昭和82年)2007年」というのに取り換えた。

平成の代も19年目となり、もう数年で平成生まれの成人が登場する。しかし、私たちの世代は昭和をそれ以上の長さ生きている。「昭和39年、東京オリンピックがあったが、それから何年になる?」なんてことを思うときには、“昭和82年”は便利と言えないことはない。
 

■ 2007/01/20 (Sat)  恵方巻

この時季、春が近づきつつあるのを感じさせるものはいろいろあるが、数年前からコンビ二で売られるようになった恵方巻(とその宣伝ポスター)もそのひとつか。

今年は何を願おうか?その前に、恵方って、どの方向?これを調べなくては。

(今年は、北北西だそうだ。コンビニのポスターに書いてあった。 1.26 追記)
 

■ 2007/01/19 (Fri)  大学入試センター試験

明日から、2日間大学入試センター試験。寒いのでたいへんだ。1月も後半、寒いながらも、梅、菜の花の開花のニュースが報じられはじめた。季節の変わり目になりつつあることも確か。
 

■ 2007/01/18 (Thu)  上野駅

井沢八郎さんの訃報に接する。「ああ上野駅」、私たちの世代で北国から東京に出てきたものにとって、忘れ得ぬ名曲である。

「あの日、ここから始まった」・・・のである。

上野駅は今でも年に何回かは乗換えで利用する。初めて降り立ったときからは大きく変貌しているのだが、「どこかに、昔のかおりを、のせている」と感じるのは、単なる思い入れだろうか。
 

■ 2007/01/17 (Wed)  期末試験

月曜日で今年度の授業は終わった。昨日からは定期試験が始まった。授業が完了したことで一段落ではあるが、これからは「年度末対応」で種々忙しい。
 

■ 2007/01/14 (Sun)  名古屋名物

行列のできる味噌かつ屋に行ってきた。W辺客員教授と一緒。東海村の名古屋人W邊さんのお薦めの「矢場とん」。名古屋駅エスカ店。初めてだ。前から行きたいと思っていた。念願がかなった。
 

■ 2007/01/13 (Sat)  「相撲が好き」

先日、たまたまローカル局のTVニュースにチャンネルを変えたら、知人がしゃべっていた。N大工学部のH口先生。前の職場で隣の研究室の助教授だった方、分析化学の泰斗だ。何か大きい研究成果をあげたのか、と注目したが、今回はそうではなかった。H口先生のところの学生が相撲取りになるというニュースだった。

四股名は、「枡名大(ますめいだい)」。大学の名前に因んでいるのだろう。分析化学を修めて、相撲取りにならなくとも・・・とは、第三者の思いか?

モティベーションは「相撲が好き」、ということだそうだ。それでいい。充分だ。応援しよう。
 

■ 2007/01/04 (Thu)  土岐プレミアム・アウトレット

土岐プレミアム・アウトレットへ行った。年末年始の休暇中、大学へ何回か出向いたことを別にすれば唯一の外出。明日から仕事が始まる。

New Year Resolution.
Resolutionと聞くと、理工学分野では「分解」「分解能」「解明」などの専門分野的訳語が先ず頭に浮かぶ。「New Year Resolution」で「新年の決意」を意味することを知ったのは割と新しい(といっても10数年前か・・クリントン米国大統領のNew Year Resolutionのニュースに出会い調べた)。

さて、今年の自分のNew Year Resolutionは何だろう。
この歳になっていうのも、恥ずかしいのかもしれないが「辛抱強く、あきらめずに」にしようと思った。きっかけは大晦日の紅白歌合戦のドリカムの吉田美和さんの歌のフレーズ、「10000回だめでも、10001回目は上手くいくかも知れない(意訳)」。印象深く聴いた。「10001」が凄い。

連想ゲーム的に思い出したのは、俵万智さんの「101個目のレモン」。ひとつのこと(梶井基次郎の「檸檬」)に対する解釈・印象に100の膾炙するものが世にあっても、101個目、つまり自分の感じたことを大事にしろと言っている。高校の先生だった万智さんは、そう教えたという。
 
 

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