掲載: 学内レガッタ大会 パンフレット 2001.11
レガッタ(regatta)とは、もともとはイタリア語であり「闘争」を意味するのだそうです。昨年開設された漕艇部のホームページをのぞいてみました。ホームページからの引用です。
「朝弁当を船にのせて、他の大学よりも早く出艇して、日の暮れるまで上がってこない。その後、バーベルトレーニングを繰り返す。“練習量の大同”という先輩方の言い伝えが引き継がれていた」
まさに「闘争」、漕艇部はがんばっているようです。
学内レガッタ大会でも闘争精神、大事だと思います。しかし、「勝負は時の運」という言葉もあります。秋晴れの青空のもと(そうだと良いのですが)、庄内川の川原で一日参加者が楽しく過ごし懇親を深める、これも大事なことだと思います。学生、教職員の方々はもちろん、そのカレ、カノジョの参加(応援)もあるでしょう。ご家族のピクニック、あるいは同窓会を兼ねてお見えになる卒業生の方も多いと聞いています。以前参加したとき、かなり年季の入った卒業生のクルーが「七笑」と記された大きい赤い旗を掲げ、大笑いしながら元気な掛け声で目立っていたことを憶えています。成績は、たいたことなかったと思います。「七笑」号、今年も出艇でしょうか?
クラブ委員会、漕艇部の地道な努力があっての伝統あるレガッタ大会の開催です。この場をかりて、そのボランティア精神に敬意を表します。事故のない愉快で有意義な大会になることを心より願っております。(003)
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七笑(ななわらい): 木曾の銘酒の名前らしい。木曽福島には本学のゼミナーハウス(山荘)がある。ゼミナーハウスと「七笑」を忘れえぬ若き日の思い出として胸に抱いている卒業生の方々が多くいるようである。