水災害関連のまとめのページ
(東日本大震災を除いた,主に豪雨災害に関連するものです)
鷲見の現地調査等の情報を紹介しています.

目次

水防災情報(PUSH型,PULL型サービス)

豪雨災害等の個人現地調査
 2011年09月20日 庄内川氾濫
 2011年09月04日 那智川氾濫
 2010年07月15日 可児川氾濫
 2009年08月09日 佐用町豪雨災害
 2008年08月29日 岡崎市伊賀川

災害関係シンポジウム等記録
 (リストはトップページに掲載)

報道の関係はトップページに掲載しています.
(左にリンク)


水防災情報 関連のページ


十分ではありませんが,特にPUSH型サービスの紹介のために,
このページを作成しました.(2013年5月時点,情報が古くリンク切れがあると思います.再度整理します.)

以下のサービスについては、

水防災の情報のページ: 自助・共助に役立てましょう!!
★PUSH型サービス
 無料で,警報や避難勧告などを,携帯などにメールで通知してくれるサービスです.
 こちらから見にいかなくてはいけないPULL型のサービスと違い,
 自助・共助に有効なもので,将来は欠かせないと思います.

中部地方整備局 メール通知サービス(中部圏のみ)
 気象庁の警報の発表,地震の観測,津波の警報・注意報,東海地震関連情報 を
 リアルタイムにメールで通知してくれます.
 気象警報は軽視されがちですが,リアルタイム性が私たちのアンテナを磨くのではないかと期待します.

中部電力 避難勧告通知サービス (名古屋市内のみ!)
 名古屋市消防局から通知される避難勧告・指示等が出されたときに,メールで届きます.
 残念ながら,名古屋市内のみです.
 市内の地域を限定することはできず,どの地域に発令されてもメールは届きます. 
 しかし,ゲリラ豪雨時には,屋外放送や広報車によるアナウンスが聞こえず,
 私たち市民はテレビなどを見ていない限り,
 リアルタイムに避難勧告などを知る確率は少ないのが実情です.
 こうしたサービスを利用すれば,短い時間での対応を迫られる豪雨災害での,
 世帯や地域で役立つと思います.

 ※携帯での利用上の注意!!
 こうしたサービスを携帯メール宛で利用するには,以下のように設定に注意が必要です.
   1.それらのサービスを提供するメールアドレス(ドメイン)からのメールを受けられるよう,
     自分の携帯を設定しておく必要があります.(迷惑メール処理などで,拒否されることが多い)
   2.特に,リンク付きのメールを拒否するよう設定される事が多いので,気をつけましょう.


★PULL型の防災情報サービス
 こちらから見に行くための,水防災情報.

★地上デジタル放送の「d」ボタンの活用!

NHKの総合にチャンネルを合わせます。
(BSはダメです。)

そして、リモコンの「」のボタンを押してください。


気象情報を見ることが出来ます。
 
警報・注意報、天気予報、雨量レーダなどなど、多くの情報が見られます。
・名古屋近辺では、河川水位や雨量の情報を見ることが出来ます。
 (中部地方整備局提供情報です。2009年9月からサービス開始)



★その他のPULL型の防災情報サービス
 テレビ以外の、こちらから見に行くための水防災情報.

名古屋市 「災害緊急情報について」

川の水位や雨量などを見る
名古屋市 雨水(あまみず)情報 上下水道局
  ポンプ所が動いているかなどを確認できます.
川の防災情報 (国土交通省)
愛知県 川の防災情報



★その他:
 名古屋や南区の防災に関するページを集めました.

名古屋市:
 ・防災のページ
  防災安心まちづくり運動と,事例について
  助け合いの仕組みづくり
  名古屋市防災条例
  自主防災組織について
  風水害  洪水ハザードマップ
  防災マップ のページ
    避難所マップ
    地震マップ
    洪水ハザードマップ
    徒歩帰宅支援マップ
 ・名古屋市南区 防災と安全 のページ
 ・名古屋市防災管理公社

 ・名古屋市 南生涯学習センター講座&イベント

愛知県:
 ・愛知県防災局



災害個人調査のまとめ
(現地を見ただけのもの,実際に調査研究したもの様々です.)

2011年9月20日 
台風15号庄内川・天白川等(名古屋市)
の氾濫について


庄内川,洗堰付近

中志段味付近の冠水


下志段味,庄内川31.2km付近破堤部

災害当日の9月20日に現地を調査しました。
以下に情報を載せます。

現地の写真(PicasaWeb)

豪雨当日,9月20日の状況です。
Picasaは、IEよりChromeで読むことをお勧めする.

写真のアルバム

天白川・植田川(2011年9月20日昼前後):
アルバム・サムネール形式
Googleマップからアクセス


庄内川洗堰付近(2011年9月20日15時前後):
アルバム・サムネール形式
Googleマップからアクセス

庄内川志段味破堤部付近(2011年9月20日18時以後):
アルバム・サムネール形式
Googleマップからアクセス



ブログ記事(ココログ、sumisumi)
台風15号のカテゴリ
そのうち、
当日に掲載した記事,破堤直後の下志段味の現地写真も.。(9月21日未明)
 庄内川下流の洗堰付近,天白川の動画もあります.


2011年9月4日
台風12号那智川(和歌山県那智勝浦町)
の災害について




災害直後の9月6日に現地を調査(視察)しました。
以下に情報を載せます。

現地の写真(PicasaWeb)

被災から2日の状況です。
Picasaは、IEよりChromeで読むことをお勧めする.

那智川関係の写真のアルバム

那智川:アルバム・サムネール形式
那智川:Googleマップからアクセス

新宮川・国道42号付近:アルバム・サムネール形式
新宮川・国道24号付近:Googleマップからアクセス


ブログ記事(ココログ、sumisumi)
那智川のカテゴリ
そのうち、
現地の状況をまとめたもの。(9月7日未明)
調査の日記(9月7日)
空中写真へのリンクをまとめたモノ。



2010年7月15日 岐阜県可児川の豪雨災害関係について

少しですが,調査関係の記事を,
ブログに載せています.
ブログ 可児川関連記事は,こちら



2009年8月9日 佐用川の豪雨災害関係について

少しですが,調査関係の記事を,
ブログに載せています.
ブログ 佐用川関連記事は,こちら


岡崎での豪雨(2008年8月28日-29日)測量データなど


・伊賀町水準測量(9/23)の主なまとめ。 20080928


図-1測量地点の概略(地点不正確)  

図-2 伊賀川水位痕跡・縦断地形

 コメント:
 20080928
 伊賀町の窪地の最終氾濫水位は、堤防高とほぼ同じで、「満杯」でした。
 これは川からの越水だけでなく、周辺も含めた地域から窪地に集まってきた雨水の集中も影響しています。 現地の1階の柱時計(床上1.8m程度)は2:30分頃に止まっており、1:30には床下浸水が始まっていたことから、1時間で地盤上2m30cm以上を水位上昇したことになります。


・伊賀川縦断地形・水位分布(元能見町〜伊賀町)  200800303改訂
 9/20朝日、9/25中日の記事の元になっているデータです。


図-3 伊賀川水位痕跡と地形縦断(20090303に改訂)

 注意:伊賀町の水位は低い方に低い可能性あり。
     最低で元能見町中橋+10cm程度の水位。(ほぼ水平)

 コメント:
 20080928
 中橋下流には河川管理区域(川岸の間)に住宅が建っており、そのうちの100m弱の区間がとくに川幅のせまい区間(女性が流された住宅のあったところ、約6.5m程度)となっています。この区間のどこかで「限界流」が生じ、その条件から、上流の広い水位が決まる、ダム上流のようなせき上げが局所的に生じ、中橋にも0.8m程掛かるまで水位は上昇。さらにそこから上流約400mの伊賀町までの区間では「常流」となって高い水位が伝播し、一部堤防の低かった左岸側を中心に越水したようです。
 越水流量は越流水深を43cmとすると、最大時で2m3/s以上(概算)で、窪地の面積が1haだとすると、その流量で流れ続けると30分では2mに上昇する計算となりますが、実際には河川側の水位の変化があり、地形的には高い部分では少し面積が広がり、逆に雨水の余剰(排水路+ポンプ)が合わさります。その結果として1時間で2m強の水深になった、というのが現在のところの見方です。




災害関係シンポジウム等
終了したもの.トップページから引っ越して記録
講演・学習会等のリストはトップページに掲載しています.

伊勢湾台風50周年市民防災の集い』
 
2009/09/05 開催されました.
大変多くの方の参加を得ました.
ありがとうございました.

ブログに写真などあり.

シンポジウムの写真などは
大同大学のページをご覧ください.


 講演などのほか,ビデオ上映,模擬店,フリーマーケット,実験,相談,体験など.
 地域の防災に関する総合的なイベントでした!!

シンポジウム「災害に強いまちづくりを考える」


 鷲見は,この中でのシンポジウム(右下のイベント)のパネルディスカッションのスピーカを担当しました.
 これに関する新聞記事はこちら.(朝日新聞20090906朝刊名古屋版

 このシンポジウムでの様子が,JBS日本福祉放送より,放送されます.
 放送日時は、9月28日〜10月3日までの,毎日19時から1時間です。
 環境は、USEN I−29チャンネルにセットしていただくか、
 インターネット実験放送からお聴きいただけます.
  実験放送をお聴きになるには,無料での会員登録をお願いします.
  (こちらの「放送を聴くには」をお読み下さい. http://www.jbs.or.jp




クリックして拡大

主催:名古屋みなみ災害ボランティアネットワーク 
シンポジウムの主催は,名古屋市南区・大同大学 でした.
集い,シンポジウムともに盛会でした!!


2012年3月16日、基調講演お行ったシンポジウムです。

巨大災害水シンポジウムin愛知「想定外を言い訳にしないための備えとは」
シンポジウムの案内です。
↓クリックで、pdfファイルを表示します。