TITLE |
セルフセンシングを用いた高分子圧電アクチュエータの先端位置制御 |
E.TITLE |
Positioning Control of a Self‐Sensing Micro PVDF Actuator. |
著者 |
小笠原紹元(岐阜大 大学院);佐々木実(岐阜大);大石明子(関西日本電気) |
発表誌と |
電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講演論文集 VOL.9th PAGE.283‐288 (1997) |
要旨 |
高分子圧電素子アクチュエータは,低剛性のため,高速・高精度の位置決め制御を行うためには,構造振動を考慮した制御系設計が必要になる。このような制御対象に対して,フィードバック則を運動方程式からリアプノクの直接法により導出し,システムの絶体安定化を図る。この際,フィードバック信号は圧電気に注目し,ブリッジ回路を用いたセルフセンシングアクチュエータを構成することにより測定する。さらに,このような保守的な制御系では,速応性が劣化するので逆システムを用いた2自由度制御系により改善を図る。(著者抄録) |