BCC

 メールで宛先以外に同じ物を送るにはCCを使いますが,BCCも使えます。BCCは「ブラインド カーボン コピー(Blind Carbon Copy)の略です。CCとBCCは何が違うかというと,BCCに記入したアドレスは受信者には見えないということです。
 CCの場合,宛先の人もCCで送られた人にもすべてアドレスが分かります。でもBCCはそれがありませんから,そのメールが他の誰かにも送られているということが分からないのです。これは複数の人に送りたいけれど受信者間ではアドレスを知られたくないという場合などに有効です。
 一方で送信者としては,このメールを第三者に伝えていることを知られたくないというときに使えます。「ここだけの話ですよ」とか「あなただけへのお得な情報」と言っておきながら,実は別の人にもしゃべっちゃうということにもなるわけです。
 こういうのはばれると大変ですね。BCCに入れるつもりがCCに入れてしまったなんてことになったら取り返しがつかないかもしれません。秘密を守るつもりが秘密漏えいにもなりかねないということです。お気をつけください。 --- Y.O. ---


→ IT用語 もくじ

      → 大石研究室TOP へ