トリガー

 トリガーとは何かがきっかけになってプログラムが動作するというようなときに使う言葉です。たとえばデータベース用言語のSQLでは、データベースの表に変更が加えられたことを検知して何らかの処理を始めるというような仕組みがあります。これがトリガー。
 また、ウィンドウズのように GUI のプログラムは、「イベント駆動型」のプログラムと呼ばれます。これは、マウスのボタンをクリックしたとか、キーが押されたというイベントがトリガーとなって所定のプログラムが動くという方法です。
 そもそもトリガー(trigger)とは銃の引き金です。日本語でも「豪雨が引き金になって地滑りが起こった」というような言い方がありますね。ですから「引き金」という言葉がきっかけになるものという理解はありますが、イメージとして銃の引き金を想像する人は少ないでしょう。
 でも、アメリカでは「トリガーハッピー」なんていう恐ろしい言葉もあるそうです。銃依存症とでもいうのでしょうか。銃がないと落ち着かない異常者のことです。日本が銃のない(はずの)社会だということは本当に幸せなことですね。 --- Y.O. ---



→ IT用語 もくじ       → TOP へ