メタデータとは、データそのものではなく、データの説明用のデータあるいは付属情報のことを指します。たとえば書籍のデータなら、書名、著者、出版社なども記録されていますね。これがメタデータです。メタデータは検索のキーとなります。ほしいのは書籍なんだけど検索するにはメタデータが重要な役割を果たします。
そもそもメタ(meta)というのは、「〜の後ろの」「〜に沿った」という意味があり、そこから「超越した」「高次の」の意味で使われます。形而上学というよくわからない学問がありますが、英語では metaphysics 、つまり物理を超越した学問というのでしょうか。
さて、コンピューター関連で身近なところでは、HTMLに metaタグというのがあります。
<meta name="なんとか" content="かんとか">
というようなものですが、これを書いてもページの外見には何も影響しません。何のためかといえば、検索されるためにあるのです。
他にコンピューターでメタというと、メタキーというのがあります。昔のコンピューターのキーボードにメタキーというのがあったのです。いわゆる修飾キーでWindowsならCtrlキーやAltキーのようなものです。メタキーを使うことを前提とするソフトもあったのですが、普通のキーボードではメタキーがありませんから別のキーを代用にするということになります。
いろいろ調べても「メタ」という概念はなかなかピンときませんね。頭の中がメタメタになってしまいます。 --- Y.O. ---