光磁気ディスク

 光磁気ディスク、というよりMOといった方がわかりやすいでしょうか。一時期パソコンの補助記憶媒体としてよく使われていたディスクですが、最近見かけなくなりましたね。
 MOは Magneto-Optical の略で、磁気と光の両方を使う記録方式です。MOのディスクは磁性体が面に垂直な方向に磁化するように並んでいます。非常に強く磁化されて外部の磁気では簡単に影響されないようになっています。まず、ここに0、1を記録するためにはレーザー光をあてて温度を上げで磁化を消します。そして温度が下がりかけるときに改めて磁化させるのです。このように光と磁気の両方で記録するんですね。
 それで、読み出しのときはというとCDのようにレーザー光を磁性体面に当てて反射光を検出します。ここで、磁性体からの反射光は磁化の向きによって偏光となります。ですから反射光の偏光角を調べると磁極の向きがわかるわけです。
 このような巧みな技術によって640MBとか1.3GBのディスクが発売され、とくに日本では広く普及しました。しかし、CD-RやDVD-Rなどの光ディスクの進歩はさらに速く、MOは次第に使われなくなってしまいました。
 MOは今でも生産されてはいますが、店頭からは徐々に姿を消しています。ドライブについても次第に手に入りにくくなるでしょう。メディアの衰退というのは技術の進歩の裏返しとして避けられないことです。でもMOがまだたくさん残っている人にとっては大問題ですね。--- Y.O. ---



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