フラッシュメモリ

 最近のUSBメモリやSDメモリカードなどの大容量化と低価格化には驚かされます。昔のフロッピーディスク何千枚に相当する情報がポケットに入ってしまうのです。これらのメモリはフラッシュメモリと呼ばれる記憶装置です。半導体メモリーなのだから今やギガバイトは当たり前と思うかもしれません。でも主記憶装置に使うメモリーは ROM か RAM です。ROM は内容の変更ができないし、RAMは電源を切ると内容が消えてしまいます。通常 RAM で記憶を保持するには電池などの電源が必要です。でもフラッシュメモリには電源はいりませんね。
 実は書き換え可能な ROM というのは以前からあったのですが、書き換え処理が面倒で気軽に書き換えるというものではありませんでした。しかしフラッシュメモリはそれがいとも簡単にできるようになったのです。容量もどんどん増えてHDD(ハードディスク)の代用として使えるほどです。それはSSD(Solid State Disk)といいます。SSDを使えばHDDのように回転する部分がないのでとても静かなパソコンが作れます。
 さて、いいことばかりのように思えますが、フラッシュメモリにも弱点はあるんですよ。フラッシュメモリが0,1を記憶するのは、非常に薄い絶縁体に電子を封じ込めることを利用しています。でも電子が出入りするたびに絶縁体が劣化するのでいつかは使えなくなります。そのため同じ素子にアクセスが集中しないように、全体を平均的に使うなどの工夫がなされています。
 今のフラッシュメモリは数万回の読み書きができるといわれていますが、それでも寿命に限りがあることには変わりありません。もっとも、今のフラッシュメモリがダメになるまえに、もっと大容量、高性能のメモリーに買い替えているにちがいありません。--- Y.O. ---



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