マウントとは、外付けのディスクなど外部記憶装置をアクセスできる状態にすることをいいます。
マウントという言葉は日本語では他に、カメラの交換レンズを固定する部分、台座、台紙という意味で使われます。英語のmountは、元々"mountain"と同じで「高いところ」という意味なんだそうです。それが、高い所に上げる→設置するという意味に変化したものと思われます。
コンピューターのマウントも同じで、ディスクなどを台座に設置して使えるようにする
ことなんですね。昔のコンピューターではフロッピーディスクを差し込むだけでも「MOUNT」というコマンドを実行するという面倒なことをやっていました。今はそんなことをしませんね。それはオートマウントといってコンピューターが勝手にディスクを認識してくれるからなんです。
マウントの反対はアンマウント(unmount)です。マウントは自動化されてもウアンマウントは必ずしも自動化されていないようです。ウィンドウズでは、外付けディスクやUSBメモリーなどは「ハードウェアの安全な取り外し」という操作を行ってからはずすことになっています。これがアンマウントというわけです。
もっとも、「安全な」を無視していきなり抜いてしまう人も多いようですが…。--- Y.O. ---