どんな商品でも安いものから高価なものがありますが、その価値は経済的な原理で決まってきます。それは機能であったり、美しさであったり、希少価値であったり、ブランドイメージであったりします。パソコンに関しては価格はほぼ性能で決まるといっていいでしょう。
同じメーカーの同じ型のパソコンでも、安価なものから高額なものまでたくさんのラインナップが揃っています。CPUが違ったり、メモリーやディスクの容量が違ったりで値段が変ります。そして、その中でも最も高価なモデルがハイエンドモデルといわれます。 ハイエンドモデルは、言わばそのメーカーの実力を表す機種ということもあってフラグシップ・マシンとも言われます。
しかし、最近は安いCPUでも性能は結構高いですし、メモリーやディスクも安くなっているので、それらを増やしただけではハイエンドにはなりません。それで、あれこれと機能を追加したり、おまけのソフトをたくさん入れたりということになりますが、それ本当に使うの?と疑問を感じるものもあります。
パソコンは自動車などと違って「格」とか「箔」というものはありません。上手に使うには目的にみあったレベルのパソコンを買えばいいということ。ヘビーユーザーほどハイエンドマシンは買わないのではないでしょうか。--- Y.O. ---