ハブ

 最近はハブというとコンピューターネットワークのハブを指すことが多いようです。ネットワークを分岐させるのに使い、小型では4ポートとか8ポート、大型では64、128、…の物があります。同じネットワークの分岐でもルータと違って通過するパケットを制御する機能はありません。
 コンピューター関係ではこのハブ以外にUSBハブというのもあります。これもUSBのコンセントが足りないときなどにケーブルを分岐させるのに使います。家庭で電源のコンセントが足りないときに、二股やテーブルタップを使うのと同じ感覚ですね。
 ところで、コンピューターに関係のないハブというと、自転車の車輪の中心の部品が思い出されます。どういう関係があるのでしょう。自転車のハブは車輪の外枠(リム)からつながるスポークという針金が集まっている所です。ハブ空港という言葉もあります。このハブもここから多くの航空路線が出ているという意味で同じですね。ハブ(hub)はこのように、放射状に分岐して出ていくものを表す言葉だったのです。 --- Y.O.

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