クローズ(close)はもちろん閉じるということで、ウィンドウをクローズするというように使います。ウィンドウは窓なので窓を閉じるというイメージで使われるようになったのでしょう。でもよく考えると実際の窓を閉めても、コンピューターのウィンドウのように窓全体が見えなくなるわけではありません。クリックすると壁になってしまう窓があったら面白いでしょうね。
一般に、コンピューター関係でクローズというのは「使い終える」という意味で使われることが多いようです。たとえばファイルを使い始めるときオープンする(開く)といい、使い終わりはクローズするになります。
日本語の閉じると英語のcloseがまったく同じように使われているのは元から同じだったわけではなく、翻訳時にそのように選ばれたからでないでしょうか。ほかにも回路を閉じる(close circuit)という表現があります。スイッチのことを日本語で開閉器といいます。カタカナ言葉でなくても外国語の意味が入ってきたものがあるわけです。 --- Y.O.