画素数

 画素数の画素とは液晶ディスプレイやデジカメの画面を構成する最小単位の点のことで、ピクセル(pixel)とも呼ばれます。その画素の数が多いということは、まず単純に画面が大きいことになります。また画面の大きさが同じで画素数が多ければそれだけ精細な画像が見られるわけです。
 パソコンの液晶ディスプレイは年々大型化して19インチで、総画素数約100万以上というのが当たり前になってしまいました。一方デジカメは、銀塩カメラのフィルムに相当する部分がCCDという撮像素子に置き換わっています。このCCDのサイズは一定なので画素の細かさが勝負です。こちらも毎年画素数が増え、高級機では1000万画素に達しています。かつてデジカメ写真は、銀塩フィルムのように大伸ばしができないと言われたものですが、もう35mmフィルムの精細度には追いついたと言えるでしょう。
 日本で始めて一般に普及したパソコンPC-8001のグラフィックス機能はせいぜい1〜2万ピクセルでした。また、初期のデジカメのマビカは記録メディアがフロッピーディスクであったことを考えると、画像記録サイズの巨大化はCPUの高速化以上の速さかもしれません。。  --- Y.O. ---

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