演算子とは簡単にいえば，＋−×÷のように計算を表す記号のことです。でも数学や情報理論ではもっと広い意味に使われます。論理演算のANDやORも演算子の一種。そして1つの数だけに働く演算子というのもあります。！（階乗）、√（平方根）、NOTなどがそれです。さらに、演算とは写像なので関数もまた演算なり・・・と難しい話になってしまいます。
コンピューターでは大抵のプログラム言語や表計算ソフトで、掛け算は×の代わりに＊、割り算は÷の代わりに／が使われます。キーボードに×や÷がないというのが理由だと思います。そして、英字フォントでは×や÷はなかなか見つからないので、欧米では×や÷は使わないのかと思ってしまいました。いや、そんなことはありません。電卓のキーにはありますし、小学校の算数では使うようですよ。
話はかわりますが，ドライバー（ねじ回し）には「マイナス」と「プラス」がありますね。ところが、あれは「割る」と「掛ける」だという人がいました。45度傾けて見てください。なるほど「／」と「×」です。 --- Y.O. ---
