ワープロで文字と文字の間隔を調整する機能です。普段なにげなく使っているワープロですが、文字が1行にバランスよく収まるか、等間隔に見えるか、数字と他の文字を少し離すか、などを細かく調整してくれます。これに比べて、昔のワープロでは文字の幅が固定されて、マス目にきっちり並べたように印刷されました。そのため半角、全角、倍角などという言葉があったのです。
また、日本文ではあまり気になりませんが、アルファベットの場合、IやJはBやQより幅を狭くしないと隣との間が開きすぎているように見えます。そのためフォントによって始めから幅を変えてあります。このようなフォントはプロポーショナルフォントといいます。同じ英文を「MS明朝」と「MS P明朝」あるいは「Century」で比べてみてください。 --- Y.O. ---
大同工業大学 情報学部 大石研究室