プログラム言語やOSのコマンドで出てくる言葉です。普通の辞書には出ていないので、こういうことを習わないかぎりこれを「ヒキスウ」と読むのは難しいでしょう。引数は英語のargumentを訳した言葉だと思われますが、とても名訳とは言い難いですね。
argumentは数学では関数の独立変数つまり f (x) のxです。プログラム言語では関数やメソッドを呼び出すときにデータとして与えるものを言います。エクセルの関数でも引数という言葉を使っています。またコマンド後に書くファイル名やスイッチなども引数です。こういう場合,数でないものも「数」と呼ぶのも引っかかるところです.
「インスウ」と読む人が多くて「ヒキスウだよ」と訂正するのにもいい加減疲れてきました。でも、なぜ「ヒキスウ」なんでしょう。「因数」との混同を避けるためでしょうか。いわゆる業界用語が定着してしまったのかもしれません。 --- Y.O. ---